‘飛田努’ タグのついている投稿

めぐり合いの幸せ3

2014年10月1日 水曜日

 1日おいてまたこのタイトルです。

 9月14日に日本中小企業学会全国大会の第6分科会で研究報告したさい、もうお一人いた報告者は福岡大学の飛田努先生でした。

 実は、飛田先生とは、このブログを通じてご縁ができていました。
2011年8月14日の記事「中小企業におけるマネジメントコントロールの実態」で、京都大学経済学研究科経営管理大学院教授の澤邉紀生先生と当事、熊本学園大学大学院会計専門職研究科専任講師だった飛田努先生による「中小企業における組織文化とマネジメントコントロールの関係についての実証研究」(日本政策金融公庫論集 第3号 2009年)という論文を紹介したところ、飛田先生ご本人からコメントをいただき、それ以降、メールなどでの交流があり、毎月開いている私の研究報告会にも出席していただいたこともありました。

 第6分科会の報告者は二人だったのですが、事前打合せも何もなしで、プログラムを見たら飛田先生とご一緒ということで、不思議なご縁を感じました。




 また、9月24日に行われた稲盛和夫北見市民フォーラムですが、その当日会場整理の準備にあたっていたら、私に面会したいという人が来ているとのことで、玄関へ行ってみると、北見在住のTさんがいらしてました。

 Tさんは、このブログが始まった2009年に私の会社を訪問してくださり、貴重な資料を提供してくれた方でした。
その時、私は会社に不在でお会いできていなかったのですが、今回、たずねていただき初めてお会いできました。
会場準備もあり、ゆっくりお話する時間もなかったのですが、また、今回、貴重な資料を頂きました。ありがとうございます。

 このブログを熱心に読んでくださる読者の方は、私がわかっている分だけでも10数名いらっしゃいます。
 最近だと少ない日には500名、多い日には1000名ほどの訪問者がありますので、私の知らない熱心な読者の方もいらっしゃると思います。ありがとうございます。




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中小企業のしくみの実態

2013年1月31日 木曜日

 今週から、1月24日に北海道中小企業家同友会札幌支部東地区1月例会で行われ、私が講師を務めた勉強会「我が社のここを改善したい!気付こう! わが社の改善ポイント!! 企業変革支援プログラムSTEP1を活用して」や、最近の経営指針関係の活動についてご報告してます。
昨日までに経営には経営理念、経営方針、経営計画が必須だと説明しましたが、ではその実態はどうでしょうか?

 京都大学大学院の澤邉紀生先生と熊本学園大学大学院(当時、現在は福岡大学)の飛田努先生が2009年に日本政策金融公庫論集第3号に発表した論文「中小企業における組織文化とマネジメントコントロールの関係についての実証研究」では、次の調査結果が示されています。

1.明文化された経営理念の有無

上場企業 99.0%
非上場企業 69.0%

2.中期経営計画の有無

上場企業 96.7%
非上場企業 62.4%

3.予算の有無

上場企業 98.6%
非上場企業 43.1%

 ここでの非上場企業は中小企業と読みかえても差し支えないと思います。年度の売上、経費、利益の目標を決め予算として数値化している中小企業は半分もありません。




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マネジメントとは手綱をとること

2011年8月25日 木曜日

 昨日の「中小企業におけるマネジメントコントロールの実態」でご紹介した、京都大学経済学研究科経営管理大学院教授の澤邉紀生さんと熊本学園大学大学院会計専門職研究科専任講師(現在は準教授)の飛田努さんによる「中小企業における組織文化とマネジメントコントロールの関係についての実証研究」(日本政策金融公庫論集 第3号 2009年)という論文に、次の記述があります。

 「マネジメントの動詞であるmanageは、ラテン語の「手」manusを語源として、中世に「馬の手綱をとること」(maneggiare,manege)という意味で用いられるようになった文脈で英語の世界に登場した言葉である。」

 私は以前「マネジメント」とその日本語訳である「経営」がもつニュアンスとに違和感がありましたが、「経営」という言葉の意味が組織をうまくやっていくことだと理解し、なんとか納得してました。「経営」という言葉を聞くとどうしても「会社経営」など事業を管理・遂行するというイメージが浮かんだのですが、「マネジメント」という言葉の意味はもう少し幅の広い意味だと感じていたからです。

 「経営」が組織をうまくやっていくということであれば、「高校野球の女子マネジャー」の役割もわかりやすいかと思います。

 そして、引用した「馬の手綱をとること」という語源を知れば、マネジメントという言葉の意味が、組織がうまくやってくように「手綱をとる」という、わかりやすいイメージが湧いてきます。「会社経営」とは会社という組織をうまくやっていくように手綱をとっていくことであり、「経営者」とはその手綱をとる人だといえます。経営者は上手な騎手になる必要があります。

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中小企業におけるマネジメントコントロールの実態

2011年8月24日 水曜日

 本日、小樽商科大学大学院の研究会があり、ここ一ヶ月の研究状況の報告をしてきました。
現在は、京都大学経済学研究科経営管理大学院教授の澤邉紀生さんと熊本学園大学大学院会計専門職研究科専任講師の飛田努さんによる「中小企業における組織文化とマネジメントコントロールの関係についての実証研究」(日本政策金融公庫論集 第3号 2009年)という論文について研究しています。

 マネジメントコントロールについては、今年の6月20日の「マネジメント・コントロールとは」とその翌日6月21日の「マネジメントコントロールの実際」でとりあげていますが、そこで、次のように書いています。

 「組織はその構成員から成り立ちます。その構成員には役割があり、またそれに応じた権限があります。
会社という組織の目標達成のためには、構成員である社員それぞれが目標に向かって成果をだす必要があります。部や課という集団、そして社員個人個人が会社の目標に合致した行動をとっているのか、とっていない場合はそれをどう修正していくのかということが求められ、これらの課程を「マネジメントコントロール」というのだと思います。」

 上記の論文では、「マネジメントコントロールとは、組織目的の達成に向けて組織構成員を動機付け、望ましい行動を実行するように誘導するプロセスのこと」と定義しており、経営理念など価値規範にもとづくもの、管理会計など財務数値にもとづくもの、人事制度や内部牽制制度など、組織を望ましい行動に誘導するさまざまな仕組みをさして、マネジメントコントロールといっています。

 そして、中小企業におけるマネジメントコントロールの実態はほとんど解明されていないといっています。ここが解明されていなければ、中小企業の経営を良くするための方法を論ずることができません。私のすべき研究の方向が明確になりました。

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