Posts Tagged ‘返済’

借入の本質

土曜日, 2月 20th, 2021

借入をしたなら利息を支払い、そして元金も返済せねばなりません。
損益計算書の経費項目には、支払う利息に関しては「支払利息」という勘定科目がありますが、元金の返済に関しては該当する勘定科目はありません。損益計算書の世界ではなく、貸借対照表の現預金から支払うことになります。

現預金から元金を返済するということは、貸借対照表の資産の部の現預金と負債の部の借入金が同時に減るということです。これを続けていると資産が減少し続けることになるので、それを防ぐには負債を増やすか純資産を増やすしかありません。そうはいっても、負債を増やしても結局は返済しなければなりませんから、純資産を増やすことしかありません。そして普通の中小企業が純資産を増やすには利益を上げて利益剰余金を増やしていくのが一般的でしょう。

前置きが長くなりましたが、借入をするということは、その後利息と元金を時間をかけて返済しなければならないということで、そのためには利益を上げ続けることが必要だということであり、つまり借入とは、将来にわたって利益を上げ続ける時間(年月)を金利を支払って買ったということなのだと思います。

 

 

 

 

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手持ち資金の増やし方 その3

日曜日, 6月 7th, 2020

一昨日から下図を使って、手持ち資金(現預金)を増やすには、
1.負債を増やして現預金を増やす
2.純資産の資本金を増やして現預金を増やす
3.純資産の利益剰余金を増やして現預金を増やす
そして、現預金以外の資産を現預金化するという手もある
という話をしてきました。

支払いができなくなった時が倒産ですから、急激な売上げ減などで手持ち資金に窮した場合、借入に頼ることも仕方がありません。しかし、負債である借入とは将来稼ぐであろう利益を利息を払って先に受け取るということであり、今後利益を出して返済していかねばなりません。
政府の新型コロナ対策で無金利となったとしてもこの構造は変わりません。

そういう意味では借入より出資者を募って増資、資本金を増やすことができれば良いのですが、前回までに書いたように、中小企業ではそうそうできない話です。と、今までずっと書いてきたのですが、これにチャレンジしてみる価値は高いと思うようになってきました。
今はこのような時期なので仕方がないが、将来性を買ってもらうということです。

そんなことを考えていて、思い出したのが最近耳にすることが多くなった「劣後ローン」という言葉です。正確には資本性劣後ローンという言い方をするようですが、これは返済順位の低い借入で、負債ではあるものの自己資本比率の算定時には自己資本として加算されるというものだそうです。

資本金は会社倒産時には紙切れになってしまうので、それが増資の難しさでもあるのですが、劣後ローンも返済順位が低いため同様に紙切れになるリスクがあり、そのために自己資本算入が許されるのでしょう。

政府の新型コロナ対策も、当初は劣後ローンや優先株による資本注入は大企業向けの政策でしたが、第2次補正予算では中小企業向けの資本支援の仕組みをつくるようです。

明日は、現預金以外の資産の現金化の話をします。

 

 

 


 

 

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