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人の特性としての近接性ということ

2019年4月27日 土曜日

以前このブログの「中小企業、小規模企業を考える視座としての「近接性」という概念」で、近接性ということを取り上げました。そこでは、「近接性という概念は、小規模企業の経営現象にみられる二つの側面、すなわち、心理的、空間的、時間的に、より近くの事柄を優先するという傾向、および閉じこもり孤立する、という傾向を同時に理解するのに役立つものである」と紹介しています。

その後、遠隔教育を研究している先生から、遠隔教育でもこのような概念が議論の対象となっており、心理的、空間的、時間的の中でも心理的距離が重要であるという話を聞きました。そして、心理的距離が近いというのは、生徒にとって先生が自分のことを見ていてくれていると感じているということだと聞きました。

また、先日北海道中小企業家同友会札幌支部の定時総会に参加しましたが、その特別講演で、新陽高校の新井校長が「いじめは、自分たちから距離の遠い者に対して行う」という意味のことをおっしゃっていました。

近接性という言葉は中小企業の特徴を表すだけではなく、人間の特性を表しているのだと思うのです。

 

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近接性と浸透性

2019年4月23日 火曜日

昨日、北海道中小企業家同友会札幌支部経営指針員会による第2期経営指針実践ゼミの1回目が開催され、私はサポートとして参加しました。

実践ゼミとは、経営指針研究会で経営指針を作成した後、それをいかに社内に浸透させ、定着させていくか、その実践をはかるための勉強会です。

参加者の皆さんの自己紹介や実践ゼミへの参加動機を伺っていて、以前からお話ししている近接性ということと、それとは別に浸透性というキーワードが頭に浮かびました。

一人で仕事をしていたのが家族に広がり、そして他人を雇いとその範囲が広がる、これが会社の成長といえますが、中小企業の特徴としてはこの逆である、より身近なものを大事にするという近接性というところが、その特徴といえます。
繰り返しになりますが、逆にそれを打破していくのが会社の成長です。

もうひとつ、家族という同じレベルを範囲とした会社であっても、その協力度合いは様々であり、その差のもとは同じ想い、想いの共有度合いではないかと思います。
それは言葉を変えると、何のために経営するのか、この会社があるのかという経営理念の浸透度合いでもあります。

経営者には創業者と後継者がいるわけですが、創業者には近接性、後継者には浸透性がキーワードになるのではと思った、昨日の実践ゼミでした。

 

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近接性から見た親子、兄弟、夫婦での経営

2019年4月20日 土曜日

They never meet without quarreling. 彼らは会えば必ず喧嘩をする。
中学校の頃、英語の勉強で覚えた例文です。

中学校を卒業して何十年もたって、「会えば必ず喧嘩をする」という言葉をときどき聞くようになりました。

それは、親子で経営にあたっている経営者、兄弟で経営にあたっている経営者、夫婦で経営にあたっている経営者、つまり家族で経営にあたっている経営者のいる会社の関係者からで、経営者同士が会議、話合いの場で「会えば必ず喧嘩をする」で、まっとうに経営の話ができないというところからです。

何度か紹介している、フランスの学者トレスが提唱している「近接性」という概念ですが、トレスは中小企業の特徴はより小さな会社、小規模企業に表れると仮定し、「近接性という概念は、小規模企業の経営現象にみられる二つの側面、すなわち、心理的、空間的、時間的に、より近くの事柄を優先するという傾向、および閉じこもり孤立する、という傾向を同時に理解するのに役立つものである」といっています。

なぜ親しいはずの家族関係が経営の話になると喧嘩になるのか?

考えるに、小さな会社の経営は問題だらけです。
経営者である自分のできていないところも自覚しています。
お互いにそのできていないところに触れらたくない、そのような自己保身の気持ち、つまり家族という関係よりより近接な自分という個人を尊重する結果、ついつい相手に対して攻撃的になるのではないか、そのように思います。

これを読んでいらっしゃる家族経営の方、どうでしょうか?

このように自分たちの普段の行動が理論で説明されているのを知ると、自分たちの行動を客観的に考えることができるようになります。

 

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中小企業、小規模企業を考える視座としての「近接性」という概念 3

2019年4月14日 日曜日

昨日、4月13日の土曜日は、朝9時から同友会札幌支部第16期経営指針研究会の第1講が開かれ、それに出席しました。

このブログでは一昨日より「近接性」をテーマに書いていますが、昨日の研究会の席でも、その「近接性」を肌で感じてきました。

昨日もそうでしたが、同友会を見渡せばご夫婦や兄弟、親子で経営にあたっている会社が少なくありません。

そして、多くの場合、夫婦間、兄弟間、親子間での経営に関するコミュニケーションが不足していると感じているのではないでしょうか?
身近な関係になるほど、定期的な鍵などの公式的なコミュニケーション方法をとらず、究極には顔色などで気持ちを判断するようなことがあるのだと思います。

それはやはり改善すべきことで、弊社では、定期的なコミュニケーションの場を設けそれを進めるお手伝いをさせていただいています。

 

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中小企業、小規模企業を考える視座としての「近接性」という概念 2

2019年4月13日 土曜日

フランスの学者Torresは、規模が小さい会社ほど、中小企業の特徴である「近接性」が顕著であるといってますが、それは次のようなことでしょう。

一番規模の小さい会社とは自分一人でやっている会社です。
がんこ職人みたいなイメージで考えると、自分の経験を頼りに人の意見は聞かず自分中心というような仕事の仕方が想像できます。

1人での限界がくると、頼るのは配偶者や兄弟・姉妹、息子・娘など家族を頼りにします。自分という近接性から家族という近接性に若干広がった訳です。

家族だから、わざわざ言葉で伝えなくても、表情や声色など雰囲気で察してくれという暗黙の思いもあるのか、定期的な会議など明確なコミュニケーションの仕組みはできていません。

会社の資金繰りに困れば、いきなり外部である金融機関に頼るのではなく、まず自分、家計の財布、そして家族の財布をあてにします。

家族でも足りなくなれば、他人に働いてもらうようになります。
こうして近接性が広がっていけば、どうしてもきちんとした仕組みが求められるようになってきます。

本日、朝9時から夜の懇親会まで続く、北海道中小企業家同友会札幌支部経営指針委員会第16期経営指針研究会の1講目の講義に出席したのですが、参加者の皆さんのお話を聞いて、改めてこの近接性に納得したのですが、その話はまた明日。

 

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中小企業、小規模企業を考える視座としての「近接性」という概念

2019年4月12日 金曜日

中小企業の多様性については多方面から指摘されています。
しかし、ただ多様だというだけでは、中小企業はなんでもありということになってしまい、中小企業を語ることができなくなってしまいます。

多様な中小企業を束ねる一つの視点、視座はないものか?

そう考えていたところで、関西学院大学商学部の山口隆之教授の「中小企業経営の特徴と近接性」という論文を知りました。
https://kwansei.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=20395&item_no=1&page_id=30&block_id=84

その論文では、フランスのTorresが「近接性」という概念で中小企業を説明していることを紹介しています。 

Torresは中小企業の特徴はより小さな会社、小規模企業に表れると仮定していますが、「近接性という概念は、小規模企業の経営現象にみられる二つの側面、すなわち、心理的、空間的、時間的に、より近くの事柄を優先するという傾向、および閉じこもり孤立する、という傾向を同時に理解するのに役立つものである」とあります。

近接性とは家族関係や親友関係などにもみられることだと紹介されていますが、確かに恋愛関係の男女にとっては重要なことは相手のことであり、それ以外のことは蚊帳の外という相手を優先する面と、二人の間に他の人の入り込む隙をつくらない閉鎖性という2つの面があるように思えます。

この「近接性」という概念で小規模企業のふるまいをどのように説明できるかについては、明日以降お話しします。

 

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