Posts Tagged ‘貸借対照表’

経営者の会計あるある 2

土曜日, 4月 3rd, 2021

先月28日の「経営者の会計あるある」でも書いたのですが、書き方も悪かったと思いますので、改めて経営者が会計に取り組んだ最初のころによくある勘違いについて書いておきます。

まず、貸借対照表を気にしていない経営者が少なくないという事実があります。実際、「貸借対照表なんて見たこと無い」という話を複数の経営者から聞いています。

また、そういう意識のためなのか、キャッシュ( 現預金 )の出入りを損益計算書の収支と混同しがちです。以前も書きましたが、借入金返済という経費科目を探したという話も複数の経営者から聞きました。
借入に関する利息の支払いは営業外費用の勘定科目に支払利息がありますが、借入金の返済は貸借対照表の資産の部にある現預金と負債の部にある借入金両方の残高が減るという仕組みです。

キャッシュの増減は上記の借入返済のように貸借対照表の中でも起こります。
ケースとしては資産の部の中での増減、負債の部との増減、純資産の部との増減ということですが、これがキャッシュフロー計算書の理解のもととなります。

 

 

 

 

皆様の励ましのクリック 本当にありがとうございます。
↓ ↓ ↓

現在は北海道のカテゴリで15位前後です。

(環境によりバナーアイコンが表示されないケースもあります。そのさいはhttp://blog.with2.net/link.php?737084をクリック願います。
会社や家庭から上記のバナーを一日に一度クリックすることでポイントが
カウントされてます。 ポイントの反映には30分~1時間ほどかかります。

 

借入金返済の原資

金曜日, 4月 2nd, 2021

フェイスブックを見ていたらある人が、以前の勉強会で、「長期借入金の返済原資は?」と聞かれて、「税引後利益+減価償却費」と答えたところ間違いだと指摘されたという話がありました。そして、「貸借対照表の科目を損益計算書の科目では説明できない」、「キャッシュフロー計算書を通して貸借対照表を見ること」と大事なことを話されていました。

確かに設備投資などは自己資本+長期借入金の範囲で賄い、その長期借入金の返済原資は、上述のように「税引後利益+原価償却費」であるというのが定説です。

ここで問題を整理すると、以下のようです。
1.長期借入金の返済にはキャッシュ(現預金)が必要。
2.減価償却費は費用であるがキャッシュの支出は伴わない。
3.税引後利益は必ずしもキャッシュであるとは限らない。
つまり、1のためにはキャッシュが必要なのですが、2ではキャッシュが減らないだけで増えているわけではなく、そして問題が3に書かれているように、利益が残ってもそれがキャッシュで残っているというわけではないということです。

キャッシュの減少となる借入金の返済のためには、それを上回るキャッシュの増加が必要ということです。そして、それを見極めるにはキャッシュフロー計算書を見なければということです。

このあたりの話を会計講座に取り入れてキャッシュフロー計算書の理解につなげていこうかと思います。
この話題に関する今までの講義でのやり取り事例がありますので、明日また続きをお話しします。

 

 

 

 

皆様の励ましのクリック 本当にありがとうございます。
↓ ↓ ↓

現在は北海道のカテゴリで15位前後です。

(環境によりバナーアイコンが表示されないケースもあります。そのさいはhttp://blog.with2.net/link.php?737084をクリック願います。
会社や家庭から上記のバナーを一日に一度クリックすることでポイントが
カウントされてます。 ポイントの反映には30分~1時間ほどかかります。

人の話を記憶に留める

水曜日, 3月 10th, 2021

昨日参加した勉強会で次のような話をしました。
「会計に興味を持ったきっかけは、30年近く前の勉強会のテーブル討議のとき、他のテーブルから聞こえた『胴長短足はダメで、八頭身が美しい』という言葉でした。どうやら貸借対照表についての話だったようですが、その時には話の意味が理解できなかったのですが、なぜか大事な話なんだろうと記憶には残り、後日、会計について勉強していくうちにその意味が理解できました。」

昨日のブログで話題にした他人の経験を自分のものとするには、まず他人の話を聞くことが大事です。そして、他人の話には当然自分の知らないことがたくさんあり、話をしているその人が親切丁寧に解説してくれるとは限りません。他人の話を聞くと同時に、何か大事な話なんだろうと感じるアンテナを持ち、そのような話を記憶に留めておくことも大事だろうと思います。

そして、自分の中に溜まったそのような大事な言葉を、また他の人に伝えていくことも大事なことだろうと思いますが、その話はまた明日。

 

 

 

 

皆様の励ましのクリック 本当にありがとうございます。
↓ ↓ ↓

現在は北海道のカテゴリで15位前後です。

(環境によりバナーアイコンが表示されないケースもあります。そのさいはhttp://blog.with2.net/link.php?737084をクリック願います。
会社や家庭から上記のバナーを一日に一度クリックすることでポイントが
カウントされてます。 ポイントの反映には30分~1時間ほどかかります。

 

損益分岐点3

木曜日, 2月 25th, 2021

なぜ会社に利益が必要かという話で、昨日は下図の構成について説明しました。

会社が潰れるのは、支払うべきものが支払えなくなったときです。そうならないためには貸借対照表の資産の部にある現預金の余裕が無くてはなりません。その余裕を作るためには、負債を増やすか純資産を増やすしかありません。負債は返済の必要がありますので、できれば純資産を増やしたい、そうなると普通の中小企業のとるべき方法はまずは毎年の利益を増やし、利益剰余金を増やしていくことでしょう。

利益とは経営の余裕だといえます。利益が無い状態では現在の支払い額が増えると赤字になりますし、そうであれば昇給などできなくなります。また売上が下がり粗利が減っても赤字となります。今回の新型コロナのように世の中は何が起こるかわかりません。将来に向けた費用の増加や何らかのアクシデントによる収益低下を乗り越えていくためには、やはり余裕が必要なのです。

 

 

 

 

皆様の励ましのクリック 本当にありがとうございます。
↓ ↓ ↓

現在は北海道のカテゴリで13位前後です。

(環境によりバナーアイコンが表示されないケースもあります。そのさいはhttp://blog.with2.net/link.php?737084をクリック願います。
会社や家庭から上記のバナーを一日に一度クリックすることでポイントが
カウントされてます。 ポイントの反映には30分~1時間ほどかかります。

 

損益分岐点2

水曜日, 2月 24th, 2021

タイトルは「損益分岐点」となっていますが、内容としてはなぜ会社に利益が必要かという話です。昨日もお話ししたように、お客さんへの価格は損益分岐点、収支トントン、損しなければ良いではないか、そんなふうに思っている人が存在します。その人たちにどう説明をすれば理解してもらえるかという話です。

会計とは会社の実態を表すものです。会計には貸借対照表と損益計算書という代表的な2つの表があります。損益計算書はその年度の売上と費用、そしてその差額となる利益の額を示します。貸借対照表は向かって左側の資産の部と、右側にある負債の部、純資産の部にわかれます。資産の部には会社にある現預金などから始まる財産が示されてます。その資産を入手するためのお金の出所を示すのが、右側の負債の部と純資産の部で、人からお金を借りると負債の部に示され、返済の必要のない自分のお金、これは資本金のほか、毎年損益計算書に示される最終利益、当期純利益が繰り込まれる利益剰余金が代表的なものとなっています。損益計算書は毎年ゼロからスタートしますので、最終的な利益という結果だけが貸借対照表に反映する仕組みとなっています。

本日の話はここまで、続きは明日に。

 

 

 

 

皆様の励ましのクリック 本当にありがとうございます。
↓ ↓ ↓

現在は北海道のカテゴリで15位前後です。

(環境によりバナーアイコンが表示されないケースもあります。そのさいはhttp://blog.with2.net/link.php?737084をクリック願います。
会社や家庭から上記のバナーを一日に一度クリックすることでポイントが
カウントされてます。 ポイントの反映には30分~1時間ほどかかります。

 

手持ち資金の増やし方 その4

月曜日, 6月 8th, 2020

今日は現預金以外の資産の現金化の話です。

貸借対照表の向かって左側「資産の部」には流動資産、固定資産、繰延資産が並んでいます。
現金や各種の預金は流動資産のトップに記載されています。
流動資産とは、現金化されることが目的の資産ですので、いずれ現金化するのですが、つけで販売した分である売掛金を得意先にお願いして約束より早く支払ってもらったり、さらには現金前払いでの取引をお願いして売掛金としないということもありえます。

固定資産は本来現金化する目的ではなく、長期(1年以上)に渡って保有する性質の資産です。
また各勘定科目に記載されている金額は簿価であって、その価格で誰かに売れる保証があるわけではありません。

最近、盛和塾の過去の機関誌を読んでいたら、経営危機におちいり、父で創業者である会長にバブル時に買った土地を簿価で買い取ってもらったという体験談がありました。このような現金化の手はありますね。

また、契約の見直しにより保証金を減額してもらうという話も聞いたことがあります。

少しでも多くの現金化のためには、今一度貸借対照表を見直してみることですね。

なお、固定資産売却に伴って、簿価との差額で発生した利益や損失分は損益計算書上の固定資産売却益や固定資産売却損に反映されます。

今、損益計算書の話をしましたが、商品やサービスを現金で買ってもらったら、つまり損益計算書の売上を増やすことによって現金を増やすことができるではないかという声があがりそうですが、それについてはまた明日。

 

 

 


 

 

皆様の励ましのクリック →  本当にありがとうございます。現在は北海道のカテゴリで13位前後です。

(現在、携帯でみるとバナーが表示されないケースもあります。そのさいはリンク先と表示された部分をクリックするかもしくはhttp://blog.with2.net/link.php?737084をクリック願います。
会社や家庭から上記のバナーを一日に一度クリックすることでポイントがカウントされてます。 ポイントの反映には30分~1時間ほどかかります。

 

手持ち資金の増やし方 その2

土曜日, 6月 6th, 2020

昨日は下図を使って、手持ち資金(現預金)を増やすには、
1.負債を増やして現預金を増やす
2.純資産の資本金を増やして現預金を増やす
3.純資産の利益剰余金を増やして現預金を増やす
という3方法をあげ、そして、(付け加えるなら、現預金以外の資産を現預金化するという手もありますが、この話はまた後日・・・)と追記しました。

今日は、3の利益剰余金を増やしながら現預金、手持ち資金を増やす話を解説します。

上の図の下の四角は損益計算書を表しています。
損益計算書の基本は単純で、収益から費用を引いたものが利益となるというものです。
実際には収益にも売上や営業外収益、特別利益など種類がありますが、図では一括して収益としています。そして費用にも売上原価、販売費一般管理費、営業外費用、特別損失などありますが、一括して費用としています。
上の図の収益と費用の差である「利益」は正確にいうと「税引前当期純利益」です。
そこから法人税などを控除したものが最終的な利益である「当期純利益」です。
そして、この「当期純利益」が貸借対照表の利益剰余金に組み込まれていく仕組みとなっています。

・損益計算書は会計期間が過ぎたら、収益ゼロ、費用ゼロ、利益ゼロの状態にリセットされます。となると前期の利益(または損失)を貸借対照表のどこかに反映させなければ数字の継続性が保てません。

負債である借入をして現預金を増やしてもそれは返済しなければなりません。
資本金を増やすということはそうそうできることでありません。(とは言いながら出資者を募ることができる会社にするというのも一つの手ではありますが)
となれば、毎年利益を上げて貸借対照表の純資産の部にある利益剰余金を増やしていくことによって、資産を増やしていく、さらに、資産の中でも現預金を手厚くしていくことが、今回の新型コロナショックのような「まさか」の出来事に備える最善の方法だということになります。

多くの会社の従業員の人たちは(一部の経営者も)「会社の利益」がどうなるのか理解していません。理解していないのに売上目標!経費節減!利益目標!などと会社から尻を叩かれても自発的なモチベーションは湧いてこないでしょう。

自分たちの未来の生活の基盤である将来の会社を盤石なものにするためにも毎年毎年利益を上げることが必要なのだという共通認識を持つことが大事なのだと思います。
そのためには、経営者は従業員にこのような仕組みを理解してもらえるように説明することが必要です。

明日以降、最近話題になっている中小企業向けの資本性劣後ローンの話、そして現預金以外の資産を現預金化する話をしようと思います。
このシリーズもうしばし続きます。

 

 

 


 

 

皆様の励ましのクリック →  本当にありがとうございます。現在は北海道のカテゴリで13位前後です。

(現在、携帯でみるとバナーが表示されないケースもあります。そのさいはリンク先と表示された部分をクリックするかもしくはhttp://blog.with2.net/link.php?737084をクリック願います。
会社や家庭から上記のバナーを一日に一度クリックすることでポイントがカウントされてます。 ポイントの反映には30分~1時間ほどかかります。

 

手持ち資金の増やし方 その1

金曜日, 6月 5th, 2020

昨日の「中小企業の体力」では、日経新聞より「中小企業の手持資金は1ヵ月分程度とされている」という記述を紹介し、それでは足りないだろうと書きました。

では、手持ち資金を増やすにはどうしたらよいのか?

 

この図は貸借対照表と損益計算書を単純化し、その関係を示したものです。

上の四角内は貸借対照表を示し、向かって左側(借方)に資産があり、右側に負債と純資産があります。手持ち資金である現金や預金は資産の部にあります。

貸借対照表というのは左側の資産の部ではその会社の資産の運用状況を示し、右側の負債、純資産は資産を手に入れる源泉が他人から借りたお金であり返済が必要な負債なのか、返済の必要がない自分のお金である純資産なのかを示します。

貸借対照表から、手持ち資金を増やすには、
1.負債を増やして現預金を増やす
2.純資産の資本金を増やして現預金を増やす
3.純資産の利益剰余金を増やして現預金を増やす
という3パターンがあることがわかります。
(付け加えるなら、現預金以外の資産を現預金化するという手もありますが、この話はまた後日・・・)

しかし、1の負債は借りたお金であり返済が必要ですし、2の資本金を増やすということができるケースは限られるでしょう。3の利益剰余金を増やしながら手持ち資金を増やすというのが王道です。

では、利益剰余金はどうしたら増えるのか、この話はまた明日。

 

 

 


 

 

皆様の励ましのクリック →  本当にありがとうございます。現在は北海道のカテゴリで17位前後です。

(現在、携帯でみるとバナーが表示されないケースもあります。そのさいはリンク先と表示された部分をクリックするかもしくはhttp://blog.with2.net/link.php?737084をクリック願います。
会社や家庭から上記のバナーを一日に一度クリックすることでポイントがカウントされてます。 ポイントの反映には30分~1時間ほどかかります。

 

 

会社のお金はどこから生まれるのか

火曜日, 9月 3rd, 2019

昨日、
「例え会社のお金でも、無駄なこと、工夫すれば安く済むことに対して、必要以上のお金を使うことがもったいないと思う気持ちを皆が持つことが必要なのだと思います」
と書きました。

この話は、
1.会社のお金はどこから生まれるのか?
2.もったいないと思う気持ちとはどんなものか?
という二つの話に別れます。

今日の話は、まず1の「会社のお金はどこから生まれるのか?」についてです。

貸借対照表の右側が会社のお金の出所を表します。
それは負債と純資産からなり、負債とは人から借りたお金で返済の必要があり、純資産は簡単にいえば資本金と今までの利益の蓄積です。
借りたお金であれば返さなければなりませんし、資本金は中小企業であればそうそう増やすわけにもいきません。
となると使えるお金の出所は毎年の利益の蓄積ということになり、これは毎年の損益計算書の一番最後にある当期純利益がもとになります。

つまり、会社の使えるお金は、勝手に金庫や銀行口座に入っているものではなく、一生懸命に営業をして売上をあげ、経費を抑えて出した利益がもとになっているのです。

このように考えると会社の皆で造り出したお金ですから、昨日書いたように自分のポケットが膨らむような使い方はもちろん、何も考えずに高い買い物をすることも慎む必要があります。

 


 

皆様の励ましのクリック → 本当にありがとうございます。現在は北海道のカテゴリで14位前後です。

(現在、携帯でみるとバナーが表示されないケースもあります。そのさいはリンク先と表示された部分をクリックするかもしくはhttp://blog.with2.net/link.php?737084をクリック願います。
会社や家庭から上記のバナーを一日に一度クリックすることでポイントがカウントされてます。 ポイントの反映には30分~1時間ほどかかります。

 

 

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

考えを仕組みにしお客さまの儲けを創造する
株式会社シンクシステムズのサイトはこちら
http://www.thinkweb.co.jp

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

負債の本質

金曜日, 8月 30th, 2019

昨日の下図中央ソフトバンクの貸借対照表についてです。

高収益の事業を行っていることを背景に借入を増やし事業展開のスピードアップを図っているのが中央のソフトバンクです。

他人から借りたお金は負債であり、それは当然返済する必要があります。
また事業展開によっては更なる借入が必要な場合もあるでしょう。

事業が順調にいっていれば良いのですが、「マサカの坂」となった時に、問題がおこります。
新たな融資がされないどころか、金融機関が既に貸している分も貸しはがしするかもしれません。
もともと他人のお金ですから自分の自由にならないのです。
それが負債の本質ではないでしょうか。

では、どうしてそんな不自由な負債を増やすのか?
この話はまた明日。

 


 

皆様の励ましのクリック → 本当にありがとうございます。現在は北海道のカテゴリで14位前後です。

(現在、携帯でみるとバナーが表示されないケースもあります。そのさいはリンク先と表示された部分をクリックするかもしくはhttp://blog.with2.net/link.php?737084をクリック願います。
会社や家庭から上記のバナーを一日に一度クリックすることでポイントがカウントされてます。 ポイントの反映には30分~1時間ほどかかります。

 

 

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

考えを仕組みにしお客さまの儲けを創造する
株式会社シンクシステムズのサイトはこちら
http://www.thinkweb.co.jp

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆