Posts Tagged ‘経営理念’

目的と判断基準

水曜日, 4月 21st, 2021

組織を運営するにあたって判断基準の共有は大事なことだと思います。
何をすべきか、何をしてはいけないのか、全てのことに対してルール化しマニュアル化することは難しいのが現実です。であれば、組織の中の各人がすべきか、すべきではないのかに関する判断基準を共有するしかありません。そして、その判断基準は組織の目的に沿うか否かということがベースになるはずです。

また、もう一つ大事なことは、その判断基準に対して組織の皆が理解、納得、共感しているということでしょう。これはつまり組織の目的を理解、納得、共感しているということになります。

企業の経営の目的は「経営理念」と呼ばれていますが、「経営理念」の大事さはこういうところにもあるのだと思います。

 

 

 

 

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深く考える 1

月曜日, 4月 5th, 2021

弊社では経営の目的を表す社是、経営理念と、その実現を目指すために必要な行動の指針として以下の4項目を掲げています。
行動指針:深慮、自己実現、博愛、有言実行

行動指針の1番最初が深慮です。弊社ウェッブサイトには次のように深慮の解説を掲載しています。

深慮

・相手の考え・思い、物事の仕組みを深く考え抜き、真のニーズを導き出し、
最も効率のよい方法で、相手の期待以上の効果をだす。

例えば、相手の要望などに反射的に反応するのではなく、その真意とそれをとりまく状況や仕組みに思いを馳せ、どうすることが相手の思いに一番応えることができるのか、それをしっかり考えることが上記の深慮の説明を実現する方法だと考えます。

一つひとつのことをしっかり考えるということは「有意注意」ということにつながり、宇宙の真理につながっていくことだろうと思いますが、その話はまた明日。

 

 

 

 

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経営者の自覚 3

土曜日, 3月 6th, 2021

昨日は、同友会札幌支部経営指針員会が行った2017年のアンケートより、経営指針の従業員との共有には時間がかかるようだという話をしました。

実際に32件の回答のうち、経営指針研究会参加後の経営指針共有状態に関する質問で、「共有できていない」を選択している回答が8件ありました。

そして、その中で「経営者の自覚が高まった」と回答している22件のなかでも、5件が「共有できていない」を選択しています。

これまでに紹介してきたアンケート結果より、
【仮説】経営者の自覚の高まりは、経営指針の従業員との共有を前提とするものではなく、経営理念の公開により生まれる
このような仮説を立てることができそうです。

 

 

 

 

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安全運転は新事業の敵 2

木曜日, 2月 18th, 2021

昨日の「安全運転は新事業の敵」では2005年4月に起きた福知山線脱線事故前後のJR西日本の経営理念の変化を紹介しました。新制JRとなって経営理念から「安全」の文字が消えたという話です。

そして、ブログ記事のタイトル「安全運転は新事業の敵」は 『「バカな」と「なるほど 」 』(吉原英樹 PHP研究所 2014年 1300円+税) の第2部第5章のタイトルなのですが、その内容を簡単に紹介すると以下のようです。

国鉄時代の特徴は、第一に安全運転、第二にセールスなし、サービス精神なし、第三に男の世界、第四に暗いというものであったが、新制JRとして発展するためには、そのような特徴をもたない非国鉄的な人が主流とならねばならない、そのようなことが書かれています。

この本の出版年が2014年とありますが、これは復刊した年であって初版は1988年です。そしてJR西日本が誕生したのがその前年1987年4月です。 福知山線脱線事故が起きた2015年には国鉄時代の特徴が薄れていたのでしょうか。

 

 

 

 

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安全運転は新事業の敵

水曜日, 2月 17th, 2021

今日のブログタイトルは、 『「バカな」と「なるほど 」 』(吉原英樹 PHP研究所 2014年 1300円+税) の第2部5章のタイトルです。この話をする前に、2009年9月25日に投稿した記事「JR西日本の経営理念」の内容を以下に掲載しますのでご覧ください。

2005年4月に福知山線脱線事故を起こし多くの犠牲者をだしたJR西日本の前社長が、事故調査委員会の委員に働きかけ事前に情報を入手したり、ATSに関する記述を改めるよう求めたりしたとの報道がありました。

 JR西日本の現在の経営理念では、冒頭に、
「私たちは、お客様のかけがえのない尊い命をお預かりしている責任を自覚し、安全第一を積み重ね、お客様から安心、信頼していただける鉄道を築き上げます。」
とあります。
(JR西日本IR情報 http://www.westjr.co.jp/company/

 しかし、これは事故後に改定されたもので、それ以前は、私鉄との競争を意識したスピード・効率優先の経営理念だったそうで、安全諮問委員会の提言を受け、上記のように改定したようです。
(安全諮問委員会 中間とりまとめ (平成18年7月25日) http://www.westjr.co.jp/shimon/pdf/shimon_07.pdf

 このブログで心(考え方)が行動をつくると繰り返し話していますが、JR西日本の事例を見ているとつくづくそうだなと感じます。

 インターネットで以前の経営理念を探していて、神戸新聞社のサイトに以下の記述を見つけました。
「 「売り上げの増加」「業務の効率化」「同業他社を凌(しの)ぐ」…。一九八七年、JR西日本が発足後、すぐに作成した経営理念には利益や効率を重視する言葉が並んだ。国鉄から民間企業へ。社員の意識改革を促すため、理念は名札の裏や給料袋にまで刷り込まれ、尼崎脱線事故が起きるまでは毎朝、職場ごとに唱和してきた。」
(神戸新聞社 安全は築けるか〜検証。JR西日本 http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/jr_amaren/200604anzen/03.html

 毎日毎日、「売り上げの増加」「業務の効率化」「同業他社を凌(しの)ぐ」…と唱和し、そこには安全第一という言葉はなかったようです。このような心(考え方)がつくる行動が事故の原因につながったのでしょう。

 JR西日本の旧経営理念は次のとおりでした。
「JR西日本は、人間性尊重の立場に立って、労使相互信頼のもと、基幹産業としての鉄道の活性化に努めるとともに、地域に愛され、ともに繁栄する総合サービス企業となることをめざし、わが国のリーディングカンパニーとして、社会・経済・文化の発展、向上に貢献します。」

 確かに「安全」の文字はありません。

以上が、2009年9月25日の投稿内容でした。
この話の本題は明日のブログで紹介します。

 

 

 

 

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それぞれの会社の常識 3

月曜日, 1月 25th, 2021

昨日、「 まず会社の常識、考え方を明確にしておく必要 があります」と書きました。会社の常識というのは、企業風土や企業文化とも言い換えることができるでしょう。会社の常識、企業風土、企業文化が確立できていなければ、ある人の考えや振る舞いが会社の常識と異なっているのかどうかがわかりません。

会社の常識を確立するためには、それがどんな常識なのかを具体的に示す必要がありますし、その根っことなる考え方、判断基準を示す必要があります。それが、社是、経営理念、行動指針と呼ばれるものであり、以前からの従業員の人たちのそれにそった振る舞いでしょう。

ちなみに企業風土と企業文化という言葉は、風土と文化の意味合いの違いから、それぞれの意味合いも微妙に違います。興味のある人はググってみてください。

 

 

 

 

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それぞれの会社の常識

土曜日, 1月 23rd, 2021

いろいろな会社を見ていて思うのは、それぞれの会社によってそこの会社の常識というものが違うんだなということです。

毎日朝礼する会社もあれば、しない会社もあるし、毎週とか毎月とかの定例会議をする会社もあればしない会社もあります。また、経営理念の意味を語ったたり唱和をする会社もあれば、しない会社もあります。

コンビニの接客を考えるとどのコンビニチェーンでも同じようで、コンビニチェーンによって常識、考えに違いがないように思いますが、調べてみると理念やキャッチフレーズはそれぞれ特徴があります。

さて、次のキャッチフレーズはどのコンビニでしょう?
1.近くて便利
2.マチのホットステーション
3.あなたとコンビに

さて、この会社の常識の話、明日に続きます。

(答え  1.セブンイレブン、2.ローソン、3.ファミリーマート)

 

 

 

 

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経営指針と経営者の自覚 4

木曜日, 1月 14th, 2021

経営指針のアンケートで、経営指針の効果として一番回答の多いのは「経営者の自覚が高まった」というものですが、昨日までは、では自覚が高まらなかったのはどんなケースかという話をしてきました。今日は自覚が高まったケースを見てみます。

「経営者の自覚が高まった」を選択している回答の多くは、それ以外の効果もあったと回答しています。また、「経営者の自覚が高まった」だけしか選択していない回答では経営理念が無い状態、または作成したが未公開の状態から社外公開、社内公開まで共有レベルが上がっています。

やはり、経営指針の実践によってなんらかの効果、結果を得られて「経営者の自覚が高まった」となるように思えます。しかし、そこへの道がそう簡単でないことをうかがわせるコメントがアンケートに複数ありましたが、この話はまた明日。

 

 

 

 

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付加価値について 6

火曜日, 12月 22nd, 2020

付加価値はどこから生まれるのか?
昨日は「付加価値の源泉」「労働」のキーワードで検索するといろいろ面白いものが出てきたと書きましたが、そちらに触れる前に弊社の経営理念についてお話しします。

弊社の創業時の経営理念は「付加価値創造」でした。そして、今の経営理念は「全従業員の物心両面の幸福を追求するため、考えを仕組みにすることによりお客様の付加価値(儲け)を創造し、同時に広く世の中に貢献する」というものに変わっています。

弊社では考えを仕組みにすることによって付加価値を創り出すと言っているのです。

 

 

 

 

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判断基準がなぜ大事なのか

火曜日, 12月 15th, 2020

パブロフの犬のような反射条件、反射行動を除いて、何かの行動を起こすには、その行動を起こそうとする判断、意志があるはずです。そして判断のもとになるのが判断基準であり、これが違うと同じ状況にあってもとる行動が違ってきます。

たとえば店員さんによって対応が違うというようなことがあるとすると、それはそのお店の判断基準が浸透していないということですが、そもそもお店の判断基準がないのかもしれません。

こまかな状況ごとにどういう行動をとるべきかというのはマニュアルですが、マニュアルに頼るとマニュアルにない例外対応が難しくなります。マニュアルに書かれている行動をとるという判断の基準、考え方の浸透が大事であり、それが経営理念なのだと思います。

そして、社会で存続していくためには、社会のためになるような判断基準、経営理念が必要なのだと思います。

 

 

 

 

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