昨日のブログで「売上を最大に、経費を最小に」と書きましたが、一部誤解をする人がいるようなので、念のために説明を加えておきます。
稲盛和夫さんが提唱する「経営の原点12ヶ条」の第5条が「売上を最大限に、経費は最小限に」というものです。
稲盛さんが2010年に中国・青島で行った講演、「経営の原点12ヶ条」の解説をからそのポイントを抜粋します。
「売上を増やせば経費も増えるという、誤った『常識』にとらわれることなく、売上を最大限にし、経費を最小限に抑えていくための創意工夫を徹底的に続けていく、その姿勢こそが高収益を生むのであります。
たとえば、現在の売上を百として、そのための人材と製造設備を持っているといたします。そして、受注が百五十まで増えたとすると、一般には五割増しの人員と五割増しの設備で百五十の生産をこなそうといたします。
このような足し算式の経営は、絶対にしてはならないのであります。受注が百五十まで増えたら、生産性を高めることによって、本来なら五割増やしたい人員を二〜三割増に抑えるのです。そのようにすることによって、高収益の企業体質を実現することができるのです。」
(機関誌「盛和塾」103号 2010年12月)
売上を増やしながらも、経費は極力抑えていく、これが「売上を最大限に、経費は最小限に」ということです。
また、この「売上を最大限に、経費は最小限に」ということに対しては、それができれば苦労はないというような意見も時々耳にします。
松下幸之助さんが、ダムが水を蓄えるように経営にも余裕が必要だとダム式経営の話をしたさい、どうしたら余裕ができるのかという質問に対して、「余裕を持とうと思うこと」と答えたら会場に失笑がおきたとの話があります。その時、その会場にいた稲盛さんは、まさしくその思うということが大事なんだと気づいたそうです。
「売上を最大限に、経費は最小限に」についても、そんなこと無理だと思って何もしないのと、なるほどその通りだと思ってその実現に努力するのとで、自ずから結果は違ってくるでしょう。
皆様の励ましのクリック →
本当にありがとうございます。
現在は北海道のカテゴリで13位前後です。
(現在、携帯でみるとバナーが表示されないケースもあります。そのさいはリンク先と表示された部分をクリックするかもしくはhttp://blog.with2.net/link.php?737084をクリック願います。
会社や家庭から上記のバナーを一日に一度クリックすることでポイントがカウントされてます。 ポイントの反映には30分~1時間ほどかかります。)
日報から給与計算と現場管理(出面表など)ができます!
さらに、いろいろ相談できて便利です!!
《《日報給与管理システムのご案内》》
http://www.thinkweb.co.jp/business/cpk.php
考えを仕組みにしお客さまの儲けを創造する弊社ホームページ
http://www.thinkweb.co.jp