Posts Tagged ‘稲盛和夫’

短期計画と中長期計画

月曜日, 8月 23rd, 2021

どこに書いてあったのかは失念しましたが、最近読んだものに「短期計画とは何が起こるか読み切れる世界の計画であり、中長期計画とは読み切れない要素を含んだものだ」という意味のものがありました。

そういわれれば、稲盛和夫さんの講演録に、「京セラでは何が起こるかわからない長期の計画は立てない。1年なら読み切れるので、1年の短期計画だけでやっている」という話がありました。

読み切れる世界とは、こういうことが起きたらこう行動すると予め決めておける世界です。一方、何が起こるかわからない世界ではこうなったらこうするというようなことを予め全て決めておくことはできません。

全てを読み切れない中長期の場合は計画という言葉より方針や戦略という言葉の方が合っていると感じます。ここで方針や戦略とは「考え方」であり、さらにいえば目標に向かって進む「考え方」といえるでしょう。

会社にとっての経営方針や経営戦略ということを考えると、その会社の目標や目標に向かう「考え方」が大事だといえましょう。予め想定できない状況では、予め立てた計画ではなく、その状況に即して判断し行動するためのの「考え方」、「判断基準」が大事だということです。

そう考えると、中長期の「計画」という言葉は馴染まないように思います。

 

 

 

 

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大成ということと利己vs利他

火曜日, 7月 6th, 2021

本能である利己を抑え、誰もが本来持っている利他を発露させていくことが、理性を授かった人間らしい生き方だとすると、自分の会社を大きくしたいとか大成したいという思いは利己であり、正しくない思いなのではないか?

この間、ある人の話を聞いていてある考えが浮かんだのですが、その時に同時に浮かんだのが上記の考えでした。その時、私は次のように考えました。

確かに自社を大きくしたいというのは利己的な面もあるだろう、しかし利己だけでは決して長続きせず、大成したと言われるためには利己を抑え利他を発露させていなければならない。つまり会社成長のためには利己も増大してしまうが、その大きくなった利己を抑えるより強い理性、人間性を身につける必要があるのだろうと考えたのです。

解散した盛和塾の塾長である稲盛和夫さんは「大成せんかよ!」とおっしゃっていた時期がありました。その意味がやっとわかってきたように思います。

 

 

 

 

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「心を高める」という戦略

火曜日, 6月 22nd, 2021

以前読んだミンツバーグの本には、計画をいくら精緻化しても戦略にはならないと書かれていました。
確かに実効的な戦略は会議室で生まれるものではなく、その会社の持つ得意技・強みを背景とし、そういう意味では現場から生まれると言えるのだと思います。

机上のアイディアは容易に模倣され競争相手が増えます。競争相手が増えてもそこに自社の得意技・強みがあれば差別化、異質化できます。そこが大事なのだと思います。

一方、ノウハウ、技術などという強みは経験によって積み重なります。ここで差をつけるとなると圧倒的な時間差をつけるとか、圧倒的な能力差を持ってあたるなどのことが必要かと思います。

これとは別に仕事に取り組む人たちの人柄を高める、心を高めるという方法があるのだと思います。こちらはどの分野の仕事でもつぶしが効きます。

稲盛和夫さんの著書に『心を高める、経営を伸ばす』という題の本があり、副題に「素晴らしい人生をおくるために」とありますが、「素晴らしい会社にするために」も大事なことなのだろうと思います。

 

 

 

 

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値決めについて

日曜日, 6月 20th, 2021

昨日は月に一度の帯広出張で、今回はJRで日帰りでした。JR乗車のさいは、社内誌の「The JR Hokkaido」に目を通します。小檜山博さんの連載エッセイ「人生賛歌」の今月の内容には14年前の盗作事件のことが書かれていました。定期的な帯広出張は25年以上になりますが、14年前小檜山さんの盗作問題が新聞にも載り、その後しばらく小檜山さんのエッセイも社内誌から無くなっていた記憶があります。

エッセイには、その事件後、いくつかの連載や講演を断り、心身とも落ち込んでいたが家族の励まし、そしてあちこちの海外旅行などで徐々に回復したとありました。それを読み、この人の講演料はいくらだろうという思いがわきました。

以前から講演は同じ話題をあちこちで話すことができ、そしてある程度の著名人であれば一回の講演でン十万円の報酬を得られるので、効率が良いよなぁ~という思いがありました。
この講演の報酬は、普通の時給からは想像もつかない高給ですが、きっとどれだけ多くの人の役に立つか(楽しませる、喜ばせる・・・)という基準なのだろうと思います。

商品やサービスの値決めにしても、原価積上げ方式的な考え方もあれば、その商品やサービスの持つ価値をベースにした考え方もあります。しかし、その価値は提供者が考える価値ではなく、お客さんが受ける価値だというところが大事なところで、お客さんの満足を超えた価格であれば成り立ちません。

稲盛和夫さんがおっしゃっているように安くすることは誰でもできることですが、相手が満足する価格の上限を見極める、これを頭に入れておくことが大事かと思います。

 

 

 

 

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在庫の問題

月曜日, 5月 24th, 2021

これまで、サンクコストの話から在庫の話について書いてきました。昨日は「在庫問題」がタイトルでしたが、今日は「在庫の問題」がタイトルです。

さて、『稲盛和夫の実学』にも在庫は必要最小限にとどめるようにと書かれています。そもそも余分な在庫とならないように、必要な時に必要な分だけ買うこと、そして使うあてのない在庫は処分してしまうこと、これが大事だという話でした。

在庫ももとをたどれば、本来は金庫や銀行預金に入っているはずのお金です。それが形を変えて在庫としてあるということになります。いつ使うかわからない余剰な在庫ということであれば、本来自由に使えたはずのお金が在庫という形で塩漬けされているということでしょうし、もう使い物にならない在庫ということであれば、貸借対照表に本当は価値のない資産がそれなりの金額で計上されていることになり、それはやっぱり処分が必要かと思います。

 

 

 

 

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必要なときに必要なだけ購入する

土曜日, 5月 22nd, 2021

京セラ創業者の稲盛和夫さんは、自身の経営哲学、人生哲学を全78項目からなる「京セラフィロソフィ」として著していますが、その1項目として本日のタイトル「必要なときに必要なだけ購入する」があります。

安くなるから大量に購入するということなく、必要なときに必要なだけ購入する方が結局は安上がりなるという内容です。

大量に購入する前提は、昨日のブログのタイトルにした「今後使うかもしれない」ということでしょう。しかし、「次のこの時に使うとはっきりしているもの以外の『今後使うかも』は使わない公算が大」と昨日書いたように、結局は在庫費用が無駄になったり、さらには昨日の封筒の例のように古くなって使えなくなってしまうことが多いものです。

「必要なときに必要なだけ購入する」ことはサンクコストを最小にするためにも必要なことなのだと思います。

 

 

 

 

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好きになる

金曜日, 5月 7th, 2021

最近、インターネットで見た画像に、”If you like water,you already like 72% of me.”と書かれた言葉があり、思わず画像を保存しました。

稲盛和夫さんは「仕事を好きになる」ことが大切だと著書でおっしゃっていますが、仕事に限らず何事においても対象に興味を持つ、そして好きになると自分の行動がより積極的に変わってくると思います。

マザーテレサは「愛の反対は無関心」と言ったそうですが、興味を持つ、好きになることが大切だと思います。
“If you like water,you already like 72% of me.”

 

 

 

 

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深く考える 2

火曜日, 4月 6th, 2021

何か判断を求められたとき、例えば「これはどうしたら良いですか?」と聞かれた場合、深く考えずに反射的に答えることは少なくないように思います。

今までの経験で「こうすることが一番良い」というようなケースは別ですが、今まで十分な検討がなされていないことで、深く考えずに反射的に反応するようなことはいかがなものかと思います。

深く考えていないということは雑駁ということです。開闢以来成長発展を遂げてきている宇宙には「成長発展のリズム」というものがあるのだろうと私は思っています。そしてその「成長発展のリズム」と同調するには、物事の原理原則、どうあるべきかを一つひとつ真剣に深く考えることが必要なのではないかとも思います。

稲盛和夫さんは中村天風さんの言葉にある「有意注意」が大切だとおっしゃっています。目的を持って意識を集中させることが「有意注意」であって、意識的にこれを続けていると「有意注意」が習慣になると解説します。

「有意注意」の反対は「無意注意」であり、反射的に反応することは「 無意注意 」です。たとえばあることに取り組むときに、それが本来どうあるべきものか深く考えることは「有意注意」であり、雑駁に取り組んだあと、問題が出るたびに「ああ、そういうことがあったか」とそのたびに事後対応するようなことは「無為注意」といえるでしょう。

 

 

 

 

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安全運転は新事業の敵 3

金曜日, 2月 19th, 2021

『「バカな」と「なるほど」』(吉原英樹 PHP研究所 2014年 1300円+税)にある「安全運転は新事業の敵」という考えが福知山線脱線事故につながったのかどうかはわかりませんが、「安全運転は新事業の敵」という表現は誤解を生む表現だとはいえるでしょう。

稲盛和夫さんがJALの再建に望んだときにも似たような話がありました。再建にあたってしっかり利益を上げることが出来る会社にしなければならないという時に、利益より安全を重視すべきだという声が幹部からも上がったということがあったそうです。もちろん安全は第一であり、その上での利益です。声を上げた幹部の気持ちには、安全に名を借りて楽をしたい(従来通りでいたい、新しいことに取り組みたくない)という部分があったのではないかと推測します。

大事なことは安全が大前提のものとでの新会社の運営であって、安全運転が新事業の敵ということではありません。なぜ会社に利益が必要なのか、そしてその利益をどうやって稼ぐのか、この説明ができれば、誤解を生むような表現で尻を叩く必要はないでしょう。

 

 

 

 

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宇宙は進化・発展している

火曜日, 1月 19th, 2021

昨日の「」の続きです。現在、機関誌『盛和塾』を読み感想を共有する機関誌マラソンの2周目のゴール目前の状況ですが、これまでに理解した稲盛和夫さんの思想の重要部分の二つめは「宇宙は進化・発展している」ということです。

宇宙は138億年前のビッグバン以降膨張・進化しているというのがビッグバン理論です。そして、宇宙だけではなく、その一部である地球に住む我々も進化・発展してきています。

稲盛さんは仏教徒ですが、天台宗には「山川草木悉皆成仏(さんせんそうもくしっかいじょうぶつ)」という、全てのものには仏が存在しているという教えがあるそうです。さきほどのビッグバン理論を考えても点であった宇宙が現在のように広がり、そしてさらにその広がりは大きくいきますが、そこに存在するものは全てもとをたどれば最初の点にあったものだと考えることができるでしょう。

本来の宇宙のリズムに同調すれば、すべて成長発展する、物事は上手くいく、それを阻害するのは仏に反する考え方、昨日お話しした本能にもとずく利己的な考え方によるものだというのが、稲盛さんの重要な思想の二つめだと考えます。

この考えにもとづくのが下図ですが、この解説はまた明日。

 

 

 

 

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