Posts Tagged ‘仏教’

5年前の陽明学

金曜日, 8月 14th, 2020

5年前の今日、フェイスブックにこんなことを書いていました。

「漢の時代は「四書五経」儒教が国教で、他の思想は異教とされた。唐の時代に仏教が入ってくると、これは中国で禅となり、仏教の禅と古代から異教と敬遠された道教は同じ考え方であった。道教と仏教の禅が、ガーッと唐の時代に出てきたので、皆がそちらへ流れ、結果、何を説いても、儒教か道教か禅かわからなくなった。そうした中、最初に禅を勉強していた朱子が四書五経を勉強し、儒教を体系化し、ふたたび国教にのしあげた。王陽明は逆で、青年期に儒教を学び、その後、禅を学び始める。」
(以上、境野 勝悟 『陽明学と禅のこころ』より)

「終りを慎み、遠きを追えば、民の徳・厚(あつき)に帰す」(論語)
「人間は堕落すると必ず刹那的にあるものであるが、少し本気になって自覚が出来てくると、必ず現在の時点に於て過去を回復し、未来を考えるようになる。現在は無限の過去の蓄積によってえるものであって、これに根ざさなければ未来というものはない。現在は過去の終りであると共に、未来のはじまりであります。」
(以上、安岡 正篤 『人生と陽明学』)

投稿した場所は帯広なので、行きのJRで読んでたらしい。

 

 

 

 

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日本企業の経営理念における儒教の影響 3.儒教の歴史

日曜日, 12月 7th, 2014

 前回まで、
「日本企業の経営理念を検討する場合は、諸外国とは異なる土着の思想に基づく部分を考察することが必要ということになります。」
「日本企業の経営の精神には、諸外国と異なる土着の思想として、儒教と仏教があるのではないかという手がかりです。」
と書きました。

 では、儒教と仏教はどんな歴史だったのでしょう。

 儒教は現在の中国が発祥の地で、紀元前6世紀から5世紀にかけて生きた孔子がその祖です。
また、仏教はインドのお釈迦様からですが、そのお釈迦様は諸説ありますがほぼ同時期に生きています。
(ほぼ同時期にギリシャではソクラテスがいました。)

 仏教は、中国で道教や儒教の影響を受けた先祖信仰とミックスされた形で日本に渡ってきた感があります。

 では、中国と日本での儒教の変遷を簡単にまとめます。

 儒教は、中国の春秋時代、魯国において孔子が体系化したものである。戦国時代には儒家八派に分裂し、秦時代には焚書坑儒で弾圧の対象となった。しかしながら、漢の武帝の時代には国教となり、五経(易経、書経、詩経、春秋、礼記)が原典となった。隋時代には科挙が始まり、学問としての色彩が強くなった。南宋時代、朱熹が五経に替え四書(論語、孟子、大学、中庸)を原典とする朱子学をおこした。朱子学は儒学の主流となったが、明時代には王陽明が陽明学をおこした。清が滅び中華民国ができると王政を支えた儒教は意義を失い、中華人民共和国の成立後には封建道徳との批判をうけ、1973年の「批林批孔」では孔子と儒教は否定された。その後、1990年代には孔子ゆかりの地である孔廟、孔府、孔林が世界遺産登録され、また、2004年からは国内外に孔子学院が設立されるなど中国における儒教は復活した。

 日本には513年に百済から五経博士が儒教を伝えたといわれる。聖徳太子による「冠位十二階の制」(603年)、「憲法十七条」(604年)には儒教の影響がみられる。鎌倉時代に朱子学が伝わり、江戸時代には、それまで僧侶らのたしなみとしての儒教が儒仏分離により独立し、朱子学が幕府に採用されたこともあり、朱子学の林羅山、陽明学の中江藤樹、古儀学の伊藤仁斎、復古学の荻生徂徠など、武家を中心に儒教は日本に定着した。明治時代には、教育勅語に儒教の思想が取り入れられ国民全体に推奨されたが、第二次世界大戦の敗戦後は前近代的という批判を受け影響力は弱まった。




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稲盛哲学は儒教、仏教、道教などと比べて、何が同じで何が異なるのか7

金曜日, 1月 17th, 2014

 昨日、「稲盛哲学、そして広く日本企業の経営精神に、日本の儒教、仏教がどのように影響しているのか、これを調べて2月15日に札幌大学で開かれる「2014国際言語文化教育札幌フォーラム・言語文化と翻訳・修辞・コミュニケーション」で発表する予定です。」と書きました。

 日本的経営という言葉が使われる時がありますが、どういうところが日本的であり、同じ儒教圏でありながら中国、韓国の企業経営とは何が違うのか、また、儒教とは関係のない欧米の企業とはどう違うのか?、言葉を変えれば、経営の理念、精神は何によって影響されるのか、そして違いだけでなく、普遍的に通じるものは何なのか、これらについて整理し、発表したいと思っています。

 普遍的に通じるものは何なのかということに関しては、機関誌「盛和塾」124号で、曹岫云さんはこう書いています。
「稲盛哲学は儒教、仏教、道教の真髄を吸収し、徹底的に融合し、うまく企業経営に生かしています。」
「同時に、稲盛哲学は、西洋の科学、科学的管理、人文精神にも通じておられます。」
「稲盛哲学は古今東西の優れた文化の集大成であり、現代の企業経営にうまく応用するためのすばらしい模範であると言うことができます。」

 幸いになことに、盛和塾に在籍し20年ほどになるため、稲盛哲学に関する資料は機関誌全巻を始め講話集、そして市販の書籍など豊富な資料が手元にあります。
これらを通じて稲盛経営哲学の普遍性についても追求してみたいと思います。
(普遍性ということでは、実際に京セラ、KDDI、JALの3社を上場させ、また経営不振に陥った会社を吸収しては再生させ、海外での事業も発展させています。)

 京セラ、KDDIを創業し、JALの再建を果たした稲盛和夫さんが主催する経営塾「盛和塾」が発行する機関誌「盛和塾」の最新刊平成25年12月号通巻124号より、中国における稲盛哲学紹介の第一人者曹岫云(そうしゅううん)さんが成都で行われた盛和塾の大会での「稲盛哲学に関する十一の質問と回答」という講演記録にある「八、稲盛哲学は儒教、仏教、道教などとと比べて、何が同じで、何が異なるのでしょうか?」という興味深い記述からのご紹介をしています。




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稲盛哲学は儒教、仏教、道教などと比べて、何が同じで何が異なるのか6

木曜日, 1月 16th, 2014

 京セラ、KDDIを創業し、JALの再建を果たした稲盛和夫さんが主催する経営塾「盛和塾」が発行する機関誌「盛和塾」の最新刊平成25年12月号通巻 124号より、中国における稲盛哲学紹介の第一人者曹岫云(そうしゅううん)さんが成都で行われた盛和塾の大会での「稲盛哲学に関する十一の質問と回答」 という講演記録にある「八、稲盛哲学は儒教、仏教、道教などとと比べて、何が同じで、何が異なるのでしょうか?」という興味深い記述からのご紹介をしてい ます。

 昨日ご紹介したように、曹さんは、儒教、仏教、道教が生まれた時代と現代は時代が違うし、現代人には古語で書かれたそれらを理解するのは難しいから、それらを直接用いて社員を教育し、行動を変えようとすることは現実的ではないといっています。

 一方稲盛和夫さんにかんしては、このように書いています。
「稲盛塾長は、技術者、企業家でありながら、哲学者、宗教家でもあり、また教育者でもあります。」
「稲盛哲学は儒教、仏教、道教の真髄を吸収し、徹底的に融合し、うまく企業経営に生かしています。」
「稲盛哲学は現代ビジネス社会における儒教であり、仏教であり、道教であるといえます。」

 確かに曹さんのおっしゃるとおりだと思うのですが、しかし儒教や仏教ではその内容が中国と日本で違っていますし、道教に関しては日本人にはなじみの薄いものです。
稲盛哲学、そして広く日本企業の経営精神に、日本の儒教、仏教がどのように影響しているのか、これを調べて2月15日に札幌大学で開かれる「2014国際言語文化教育札幌フォーラム・言語文化と翻訳・修辞・コミュニケーション」で発表する予定です。




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稲盛哲学は儒教、仏教、道教などと比べて、何が同じで何が異なるのか5

水曜日, 1月 15th, 2014

京セラ、KDDIを創業し、JALの再建を果たした稲盛和夫さんが主催する経営塾「盛和塾」が発行する機関誌「盛和塾」の最新刊平成25年12月号通巻 124号より、中国における稲盛哲学紹介の第一人者曹岫云(そうしゅううん)さんが成都で行われた盛和塾の大会での「稲盛哲学に関する十一の質問と回答」 という講演記録にある「八、稲盛哲学は儒教、仏教、道教などとと比べて、何が同じで、何が異なるのでしょうか?」という興味深い記述からのご紹介をしてい ます。

昨日、曹さんの「儒教、仏教、道教を含めた、中国数千年の歴史が生み出した思想文化の真髄が企業家の心の修養、個人の品格の向上に対して積極的な意義を持ちます。」という記述を紹介しましたが、それは次のように続きます。

但し、それらが発達した「封建政治の時代では、尊母社会組織の形態は非常に初歩的、原始的」であるため、「現代企業のような組織形態が発生することは不可能」であり、「現代企業の経営管理の哲学やモデルが生み出されること」はありえなかった。
そして、伝統文化の要素はの一部は「下ない社会にはてきおうしなくなっている」し、文語文は現代人に難解であるから、国学、儒教、仏教、道教を「直接用いて社員を教育し、彼らの行動を変えることは現実的ではありません。」

確かに、直接のすぐに現代企業に使える組織形態や経営管理哲学・モデルが生み出されることはありませんが、その精神ベースには重要な影響を与えていることには間違いありません。日本における儒教の理論化・体系化は江戸時代からだと考えられますが、江戸時代に築かれた商家の家訓は経営理念のもとになっていますし、その背景にある考え方・精神は現代にも通じています。




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稲盛哲学は儒教、仏教、道教などと比べて、何が同じで何が異なるのか4

火曜日, 1月 14th, 2014

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 曹さんは、次のように書きます。
「儒教、仏教、道教を含めた、中国数千年の歴史が生み出した思想文化の真髄が企業家の心の修養、個人の品格の向上に対して積極的な意義を持ちます。」

 これはちょっと誤解を生みそうな記述です。儒教、道教は確かに中国で生まれたものですが、仏教は釈迦がインドで生み出したものです。
儒教は紀元前6世紀ころ孔子が説いたのがその始まりであり、その後生まれた道教は老子・荘子を祖とするもので、これらは中国生まれのものです。

 ただ、インド生まれの仏教も、加地伸行の「儒教とは何か」(中央公論社 1990年 756円)を読むと、中国で大きな変化を受けたことがわかります。
もともと仏教は輪廻転生を信じていますから、死んでしまえば屍には意味は無く、埋葬や墓には意味がありません。その仏教が中国に渡り、もともとの先祖崇拝の風習とミックスされ、墓を拝む仏教と変化したとあります。(加地は、実はこれは儒教の「孝」の思想が元となる宗教としての儒教であるといいます。)




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稲盛哲学は儒教、仏教、道教などと比べて、何が同じで何が異なるのか3

月曜日, 1月 13th, 2014

 京セラ、KDDIを創業し、JALの再建を果たした稲盛和夫さんが主催する経営塾「盛和塾」が発行する機関誌「盛和塾」の最新刊平成25年12月号通巻 124号より、中国における稲盛哲学紹介の第一人者曹岫云(そうしゅううん)さんが成都で行われた盛和塾の大会での「稲盛哲学に関する十一の質問と回答」 という講演記録にある「八、稲盛哲学は儒教、仏教、道教などとと比べて、何が同じで、何が異なるのでしょうか?」という興味深い記述からのご紹介をしてい ます。

 昨日、世の中のいろいろな分野でも、その真理の追究はその分野だけに限らず全般に通ずると書きましたが、以前紹介したように曹岫云さんも、「稲盛塾長の説く「利他」は、儒教の「仁」、道教の「道」、キリスト教の「愛」、仏教の「慈悲」と本質的に同じもの」だといい、「途殊にして帰を同じくす(それぞれやり方は 違ってもたどりつく結果は同じ)」と表現しています。

 曹さんは、次のような具体例をあげます。
「例えば、稲盛塾長は「人間として何が正しいか」を全ての判断の基準に据えていますが、これは王陽明の「至良知(注:陽明学の根本思想のひとつ。良知とは人が本来持っている是非を知る心であり、この良知を遮られることなく発揮すること)」の同工異曲というべきものです。」
「「致良知」とは、良知をいかんなく発揮することであり、あらゆる物事を「良知」にもとづいて行わなければならないということです。これを言い換えると、「あらゆる物事を『人間として何が正しいか』に基づいて判断や行動を行わなければならない」となります。」

 中国古典の第一人者の守屋洋さんは、良知を「他人の苦しみを自分の苦しみとして感じる心であり、万物を一体のものとみなす仁の心」と解説しますが、この良知を稲盛塾長はどのようにして学んだのかというと、それは中国古典の勉強で学んだのではなく、父母や祖父母に言われたやって良い事、悪い事の経験から学んだとご本人はおっしゃいます。

 会社経営でも判断基準は同じ「人間として正しいこと」であり、決して「会社として正しい」だとか「国として正しい」ではないので、だから海外へ進出しても同じ判断基準で経営ができると稲盛塾長はお話されています。




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稲盛哲学は儒教、仏教、道教などと比べて、何が同じで何が異なるのか1

土曜日, 1月 11th, 2014

 京セラ、KDDIを創業し、JALの再建を果たした稲盛和夫さんが主催する経営塾「盛和塾」では機関誌「盛和塾」を発行していますが、その最新刊平成25年12月号通巻124号には、中国における稲盛哲学紹介の第一人者曹岫云(そうしゅううん)さんが成都で行われた盛和塾の大会で講演した「稲盛哲学に関する十一の質問と回答」という話の記録が載っており、そこには「八、稲盛哲学は儒教、仏教、道教などとと比べて、何が同じで、何が異なるのでしょうか?」という興味深い記述がありますのでご紹介します。

 「稲盛塾長の説く「利他」は、儒教の「仁」、道教の「道」、キリスト教の「愛」、仏教の「慈悲」と本質的に同じもの」だが、しかし、「稲盛塾長が儒教、仏教、道教の影響を強く受けているとはいえ」、「稲盛哲学とは稲盛塾長自らが、生活や仕事、科学実験や企業経営の中で実践し、苦悩煩悶し、絶えず自問自答を繰り返したことで、氏自らが悟りを得て出来上がったものだ」とあります。稲盛哲学と儒教、仏教、道教などは、「途殊にして帰を同じくす(それぞれやり方は違ってもたどりつく結果は同じ)」という言葉がその関係にぴったりだと、曹さんはいいます。

 また、「塾長は、三十歳前後ですでに相当完成された、非常に明確な経営哲学と人生哲学を構築された」とありますが、確かに稲盛哲学の基礎となる京セラフィロソフィはそれぐらにまとめられたものです。その後、稲盛塾長は哲学的な思考や仏教への傾倒など、哲学的・宗教的な素養を深めていきますが、幼少から青年期までの時代に培われた人生哲学が、稲盛哲学の柱となっていると考えられます。




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仏教とは何か

月曜日, 11月 2nd, 2009

 「儲けの秘訣を伝授します」というブログタイトルとは似つかない今日のタイトルですが、「心を高めて経営を伸ばす」という考え方において、仏教の教えを学ぶことは心を高めるために非常に有益なことだと思います。

 このブログで何度も取り上げているスリランカ初期仏教(テーラワーダ仏教)長老のアルボムッレ・スマナサーラさんは、仏教とは何かということについて、こう語っています。

 ・この世は「無常」であり、すべてのものは一定のスピードで変化している。
 ・その変化には、その原因である「因」と条件である「縁」があり、これを「因縁」という。
 ・ブッダはこの世の全てのことは「因縁」で説明できるが、常人がそれを理解するのは難しい。
 ・人が一切の因縁法則を理解するには人生が短すぎるので、一番大事な因縁法則を理解すべき。
 このような前提のもと、ブッダの言葉を次のように書いています。
 
 「君がいま生きている。
 君には苦しみがある。
 苦しみをなんとかしようと踏ん張れば踏ん張るほど苦しみが増える一方で、楽しみはむしろ減ってしまう。
 これはよくないでしょう?
 だったら『君の存在に関する因縁』を発見しなさい。」

 「しかしこれも、君の能力では発見できないかもしれません」

 それで、「はい、これが君の存在に関する因縁ですよ」とブッダが教えてくれたのが仏教なのだと言ってます。

 「仏教は、自分という存在について、因縁で説明した教え」だということです。

 (「無常の見方」(サンガ新書 850円+税)より)

? スマナサーラさんの著作は多数ありますが、私が読んだ中でどれか一冊をお奨めするとしたら、この「無常の見方」をお奨めします。仏教とは宗教ではなく、人間如何に生きるべきかを考える哲学なんだということが理解できます。

 変化の流れの中、原因があり、いろいろな条件があって、結果がおきる。その結果がまた原因となり、いろいろな条件とあわさってまた結果がおきる、世の中は多次元的にこのようなことが繰り返されているということです。

 そうであれば、良き思いで良き因をつくり、よき縁を作るように努力すれば、良き果が現れ、それがまた良き因となり…という循環になっていくのだと考えられます。「思念は業を作る」、「因果応報」などの言葉であらわされることです。また、成功哲学のルーツともいわれるジェームス・アレンの「原因と結果の法則」とも通じるところがあるのだと思います。

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本日までの投稿記事のタイトルを右のページ欄にある「過去投稿タイトル」にまとめてあります。ご参考にどうぞ。

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