財務諸表の見方・使い方 損益分岐点3

 昨日の「財務諸表の見方・使い方 損益分岐点2」に続いて、平成21年11月12日に行われた北海道中小企業家同友会未知の会第2グループの勉強会での、鈴江誠税理士による「財務諸表の見方・使い方」のお話から、そのポイントを紹介してますが、今日は損益分岐点の続きです。

 昨日お話したように、自社の固定費、変動費を洗い出すには、
1.現状の損益計算書を用意する。
2.売上がゼロだとしたら各経費がいくらになるかを想像する。
3.金額が変わらない経費を固定費、変わった分の差額を変動費とする。
とすればよく、また、
限界利益率 = 限界利益:(売上-変動費) ÷ 売上高
なので、
損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ 限界利益率
を計算することができます。

?

 例えば、
売上高  300,000(千円)
変動費  180,000(千円)
限界利益 120,000(千円)
固定費  125,000(千円)
経常利益 ? -5,000(千円)
というケースの場合、経常利益の赤字を解消するには、次の3つの方法があります。

1.売上高を増やす
 限界利益率 = 限界利益:(売上-変動費) ÷ 売上高 で、限界利益率 = (300,000 – 180,000) ÷ 300,000ですから、
限界利益率は40%、そして
損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ 限界利益率 ですから、損益分岐点売上高 = 125,000 ÷ 0.4で、
損益分岐点売上高は312,500(千円)となります。
 経常利益の赤字解消には損益分岐点売上高以上の売上を上げなければならず、そのためには、
損益分岐点売上高 – 現在の売上高、つまり、312,500(千円) – 300,00(千円) = 125(千円)の売上増が必要となります。

 あと二つの方法は、限界利益率を向上させる、固定費を削減させる、の二つですが、この方法は明日紹介します。

本日までの投稿記事のタイトルを右のページ欄にある「過去投稿タイトル」にまとめてあります。ご参考にどうぞ。

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