ウォーターフォールモデルの誤解を解く

 私は小樽商科大学大学院博士後期過程に社会人入学し、通常3年の課程を5年の長期履修とし、現在ちょうど真ん中の2年半になる時期です。
なにせ修士に入学したのが昭和の時代ですから、いきなり博士課程の研究とはいかず、最初の2年はリハビリを兼ねて5科目の必修授業をとりながら何か一つ修士論文代わりに論文を一本書こうという計画でした。

 たまたま2年目後期でとった授業「現代情報システム特論」でコンピュータシステムの開発モデルに関する題材であったこともあり、次のような内容の論文を今年の2月に書き上げ、小樽商科大学の紀要である「商学討究」に投稿しました。

 投稿した論文のタイトルは「ウォーターフォールモデルの起源に関する考察 ウォーターフォールに関する誤解を解く」です。
現在でも主要な開発モデルであるウォーターフォールモデルは、ロイスの1970年の論文がその出所だという誤解が根強くあります。
しかし、何人かの人が指摘しているように、ロイスのその論文はウォーターフォールという言葉は出てきませんし、そもそもその内容はウォーターフォールのような開発の流れでは開発が上手くいかないことを指摘しているものです。
では、誰が何を指してウォーターフォールモデルと名づけたのか?
実は40年を越すソフトウェア工学の歴史の中で、これを明らかにした人は未だいませんでした。

 そこで、誰がウォーターフォールという言葉を最初に使ったのか、そして、誰がロイスがウォーターフォールの提唱者だと誤解を広めたのかを調べることにしました。
その結果、ウォーターフォールという言葉を最初に使ったのはベルとセイヤーの1976年の論文で初めて使われたこと、その誤解を広めたのはソフトウェア界の大御所であるベームが、その著書でロイスがウォーターフォールのオリジナルだといったことが原因であることを解明しました。

 この論文が最近、小樽商科大学学術成果コレクションである「バレル」に掲載され、自由にダウンロードができるようになりました。
興味のある方は、こちらからどうぞ。 http://barrel.ih.otaru-uc.ac.jp/handle/10252/5163




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