JR西日本の常識と世間の常識の差

 JR福知山線脱線事故の報告書漏洩問題で漏洩に関わったJR西日本の山崎前社長と土谷副社長が佐々木社長に進退伺を提出したとのニュースがありました。

 なぜ「辞表」ではなく「進退伺」なんでしょう。また、佐々木社長は「進退伺」を受け取った後はどうするんでしょう。

 福知山線の事故が2005年4月。
 山崎前社長が子会社から安全担当副社長として就任したのが同年6月。
 翌年2006年2月に前任の垣内社長が事故の責任を取り辞任したのに伴い社長就任。
 2009年7月、脱線事故の業務上過失致死傷罪で在宅起訴を受け、社長を辞任(取締役には残る)
 こんな経緯です。

 事故が起きた後、安全対策のために子会社から副社長に戻ってきた、事故防止・安全に関することは自分がやらねばならない、だから会社を辞めることはできない、そんな気持ちだったのでしょうか。

 山崎前社長が在宅起訴された理由は、
事故現場が急カーブに付け替えられた1996年当時、山崎前社長は常務取締役鉄道本部長で、神戸地検は「カーブの危険性を認識できたのに、経費の増大を懸念し、自動列車停止装置(ATS)を設置しなかった」と、不作為の過失があったとしたためです。

 世間の常識であれば、安全担当で復帰した人物が業務上過失致死傷罪で起訴された時点で「辞任」でしょう。また、今回の漏洩事件の経緯をみていても当然「辞表」の提出でしょう。それが、「進退伺」なのですから、JR西日本の感覚が世間とずれているとしか思えません。

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