何が経営の要諦なのか そのヒント

 昨日の「何が経営の要諦なのか」で、京セラオプティック(旧富岡光学)を再建させた富永正三さんのお話を書きました。
単身で乗り込んだ富永さんですが、何が変わって赤字が黒字に変わったのか。

 偶然とは不思議なもので、昨日ブログを書いたあと、盛和塾の古い機関誌が目にとまりました。書棚から取り出した記憶も無いのに、平成8年1月通巻16号がなぜか一冊だけ目に入るところにあったのです。なぜ?と思いながら手に取ると、福永正三さんの6ページにわたる手記が載っていました。

 京セラフィロソフィが載っている京セラ手帳だけを持って赴任した富永さん。京セラフィロソフィという考え方を1年かけて説いても、なかなかわかってもらえませんでしたが、組合幹部を繁盛している近所の日野自動車の工場に連れて行き、そこで働いたほうが収入も上がるから皆でこちらに移ろかと話したところ、組合委員長も自社の変革の必要性にうなずいたとのことです。まずは、考え方が変わったのです。

 経営を立て直すために始めたことは、「自分たちで確実にできること、努力することによって展開が変わってくることを、一人ひとりが書き出そう」ということからだそうで、目標を立て、それを勝ち取ることをやり始めたそうです。考えが変わったあとに、計画を立て、それを実行し始めたのです。

 「会社が利益を生まなかったら、社会の一員として成り立たない。あなた方は社会から恩恵を受けている。車に乗れば高速道路があり、きれいに舗装されている。家庭を持って子供ができたら、ちゃんと学校もある。病気をすれば病院もある。そうやって恩恵を受けているのに、我々は赤字で社会に対して何の貢献もできていない。おかしいじゃないか。恩恵をうけているだけでは駄目なんだ。我々は社会に何かを返すために何かしよう」と話し、何のために利益をだすのかという考え方が浸透し始めました。

 そして、経費を最小限にする努力をし、売上を最大限に上げる努力をした結果、赤字経営だったのが初めて利益が出てきたそうです。

 理念の共有、具体的な目標の確立、計画と実績・PDCAを廻すこと、言葉にすればどんな経営書にも書いてあるようなあたりまえのことが経営の要諦のようです。経営にウルトラCは必要なく、あたりまえのことをあたりまえのように積み重ねていくのが秘訣のようです。

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