会社の目的と働く人の目的の重なり

会社の目的は経営理念として表現され、その姿はビジョンに描かれ、その実現のための経営戦略・方針が立てられ、具体的な目標は経営計画に反映されます。
そうして、今年は売上はこれだけ上げて経費はこれだけに抑えていくらの利益を確保しようということになります。

その経営計画を実施していくのはそこで働く人たちであり、その人たちがなぜその計画を推し進める必要があるのか、何のための計画なのか、それを理解し納得していることが円滑な計画実施のために望まれることです。

経営理念、ビジョン、戦略・方針、計画の意図を丁寧に説明すれば、働く人たちの理解は得られるでしょう。ただ納得し、自らそれに向かって行動するようになるには、会社の目的と働く人個人の目的が重なる部分が必要だと思います。

この重なる部分を作る一番確実な方法は、会社の目的に働く人たちの幸福追求ということを盛り込むことです。

京セラの経営理念、KDDIの経営理念、その創業者である稲盛和夫さんが再建したJALの経営理念、そして稲盛さんが塾長の盛和塾で学ぶ多くの会社の経営理念には「全従業員の物心両面の幸福」ということがうたわれています。

会社の目的とそこで働く人たちの目的が、少なくとも「全従業員の物心両面の幸福」という部分で重なります。

されに付け加えると、会社の目的は誰でもが納得できる普遍的に正しいものであるべきだといえましょう。

 

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