Archive for 2月, 2021

損益分岐点6

日曜日, 2月 28th, 2021

昨日のラーメン店の話は、月の固定費が100万円、750円のラーメンを2000杯150万円分売れば、変動費50万円、限界利益100万円で利益も損失もない損益分岐点となるというものでした。

利益が無くても、今支払うべき費用がまかなえているなら良いじゃないか、そんな声が時々聞こえてきます。しかし、利益がないということは、昇給や新たな採用の費用を支払う余裕がないということであり、研究開発などの将来に向けた経費も捻出できないということです。

そして、新型コロナ、東北大震災、リーマンショックなど売上に影響を及ぼすことは必ず起きてきますが、その時に余裕がなければ切羽詰まります。売上がゼロになっても半年や一年給料の支払いは大丈夫という会社は、毎年利益を積み重ねている会社です。

利益は会社の利益であり、経営者が勝手に懐にいれるものではありません。会社の将来のための余裕なのです。働く人のためにもお客さんのためにも、また取引先や地域なども含め、すべての関係する人たちのために会社は永続組織、ゴーイングコンサーンを目指していかねばなりません。会社の永続のためにも経営の余裕である利益が必要なのです。

 

 

 

 

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損益分岐点5

土曜日, 2月 27th, 2021

昨日の話で固定費、変動費という言葉がでてきました。家賃など売上の増減に関係なく一定額かかる費用を固定費と呼び、仕入など売上の増減に比例してかかる費用を変動費と呼びます。

今、家賃や人件費など固定費が月100万円かかるラーメン店があったとします。ここで1杯250円の原価をかけて750円で販売するラーメンを売るとします。1杯売るごとにかかる250円の費用が変動費です。そして、売値750円から変動費250円を引いたものを限界利益と呼び750円-250円で一杯につき500円の限界利益が得られます。

さて、ここで問題です。
毎月の固定費100万円をまかなうには何杯のラーメンを売ることが必要でしょうか?

ラーメン一杯売って手元に残る限界利益は500円ですから、固定費100万円を限界利益500円で割ると1,000,000円÷500円で2,000杯販売して、やっと費用をまかなうことができます。

ブログ記事のタイトルになっている「損益分岐点」とは売上と費用がとんとんで利益がゼロの売上額のことをいいます。
2,000杯販売した時の売上は750円×2,000杯で1,500,000円、変動費は一杯250円× 2,000杯で500,000円、固定費は最初にあったように1,000,000円ですので、費用合計は変動費と固定費を足した 1,500,000円となり、これが売上と費用が一致し利益がゼロとなる損益分岐点売上でした。

 

 

 

 

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損益分岐点4

金曜日, 2月 26th, 2021

会社の永続のためには利益は不可欠です。では、その利益を稼ぐにはどうしたら良いのか?

当たり前のことですが、売上から費用を引いたものが利益です。であれば、売上を増やす、費用を減らす、それらを同時に行う、これらのことにより利益が増えます。

売上を増やすといっても原価を割るような安い価格で販売すれば、販売額は増えるかもしれませんが、利益どころか赤字が増えてしまいます。

費用には変動費と固定費という2種類の費用があり、商品の原価のように売上の増減に伴って増減する費用を変動費と呼び、事務所の家賃などのように売上の増減に関係なく一定額の費用を固定費と呼びます。

費用を抑えるということは、変動費と固定費を抑えるということになります。

 

 

 

 

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損益分岐点3

木曜日, 2月 25th, 2021

なぜ会社に利益が必要かという話で、昨日は下図の構成について説明しました。

会社が潰れるのは、支払うべきものが支払えなくなったときです。そうならないためには貸借対照表の資産の部にある現預金の余裕が無くてはなりません。その余裕を作るためには、負債を増やすか純資産を増やすしかありません。負債は返済の必要がありますので、できれば純資産を増やしたい、そうなると普通の中小企業のとるべき方法はまずは毎年の利益を増やし、利益剰余金を増やしていくことでしょう。

利益とは経営の余裕だといえます。利益が無い状態では現在の支払い額が増えると赤字になりますし、そうであれば昇給などできなくなります。また売上が下がり粗利が減っても赤字となります。今回の新型コロナのように世の中は何が起こるかわかりません。将来に向けた費用の増加や何らかのアクシデントによる収益低下を乗り越えていくためには、やはり余裕が必要なのです。

 

 

 

 

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損益分岐点2

水曜日, 2月 24th, 2021

タイトルは「損益分岐点」となっていますが、内容としてはなぜ会社に利益が必要かという話です。昨日もお話ししたように、お客さんへの価格は損益分岐点、収支トントン、損しなければ良いではないか、そんなふうに思っている人が存在します。その人たちにどう説明をすれば理解してもらえるかという話です。

会計とは会社の実態を表すものです。会計には貸借対照表と損益計算書という代表的な2つの表があります。損益計算書はその年度の売上と費用、そしてその差額となる利益の額を示します。貸借対照表は向かって左側の資産の部と、右側にある負債の部、純資産の部にわかれます。資産の部には会社にある現預金などから始まる財産が示されてます。その資産を入手するためのお金の出所を示すのが、右側の負債の部と純資産の部で、人からお金を借りると負債の部に示され、返済の必要のない自分のお金、これは資本金のほか、毎年損益計算書に示される最終利益、当期純利益が繰り込まれる利益剰余金が代表的なものとなっています。損益計算書は毎年ゼロからスタートしますので、最終的な利益という結果だけが貸借対照表に反映する仕組みとなっています。

本日の話はここまで、続きは明日に。

 

 

 

 

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損益分岐点 1

火曜日, 2月 23rd, 2021

昨日、同友会の例会に参加していたら、講師が「若い人には損益分岐点で良いではないかという気持ちがある 」 というお話をされていました。これ、私も感じるところです。若いというか会社の仕組みを知らない人に、 赤字にならない程度でいいじゃないか、 損益分岐点を越えて儲けるのはがめついんじゃないか、そんなことを思う人が少なからずいると感じています。

京セラ創業者稲盛和夫さんの古い記事には「会社のことがわかっている人と、その日暮らしの人」という表現があり、その日暮らしの人とは会社の仕組みを知らない人であり、自分が会社に拘束されている時間分の給与は勝手に生まれてくる、会社で必要なお金は金庫や銀行にいつもある(どこからそのお金が生まれるのかは考えていない)と思っている人なのです。

一緒の会社で働くには、まず会社の仕組みと利益の必要性について理解してもらわねばならないと思いますが、そのためにはまず経営者がそれを説明できねばなりません。同友会の南空知支部で3月2度、それをテーマに講演しますので、その内容を事前にこちらでもお話しします。

ちなみに昨日の講演では、講師が自社の安全余裕率について説明していましたがそれは損益分岐点比率の値でした。もうすぐ会社の発表会で使う資料のようですので、Zoomのチャットでプライベートに伝えておきました。

 

 

 

 

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過去にとらわれない 2

月曜日, 2月 22nd, 2021

昨日のコイン投げの裏表の話を少し補足します。

1枚のコインを投げて表が出るか裏が出るかは半々、確率は0.5です。これは誰もが納得するでしょう。そしてこの時、このコインが過去に何回コイン投げを試され、表や裏が何回でたかは誰も考えません。 過去百回コイン投げで続けて表が出ているかもしれなくても、次の一投には無関係です。

ただ、これから4回続けて表が出る確率となると、0.5×0.5×0.5×0.5の確率となります。しかし、これから3回続けて表が出て4回目が裏となる確率もやはり0.5×0.5×0.5×0.5 ですし、裏表裏表だって表裏表裏だってみんな0.5×0.5×0.5×0.5 です。

 

 

 

 

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過去にとらわれない

日曜日, 2月 21st, 2021

3回続けて表が出たコインがあります。次に表がでる確率はどれほどでしょう?
答えは2分の1、0.5ですね。過去がどうであれ、次に表がでるのも裏がでるのもそれは半々の確率です。

昨日、JRでの帯広日帰り出張で、車中で読んでたのが『世界は感情で動く:行動経済学から見る脳のトラップ』(マッテオ・モッテルリーニ著 泉典子訳 2009年 紀伊国屋書店)という本でした。

その本では「コンコルドの誤謬」というタイトルで、英仏が共同開発した超音速旅客機コンコルドが、高額な開発費がかかり商用化しても採算が取れないことがわかっていながらもすでに膨大な投資をしているためやめられず、結局さらに赤字をふやしたという例が紹介されています。

管理会計の世界では埋没費用、サンクコストと言いますが、すでに支出済みで取り戻すことが出来ない費用にとらわれることなく、これからのことを考えるのが大事だという話でした。

 

 

 

 

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借入の本質

土曜日, 2月 20th, 2021

借入をしたなら利息を支払い、そして元金も返済せねばなりません。
損益計算書の経費項目には、支払う利息に関しては「支払利息」という勘定科目がありますが、元金の返済に関しては該当する勘定科目はありません。損益計算書の世界ではなく、貸借対照表の現預金から支払うことになります。

現預金から元金を返済するということは、貸借対照表の資産の部の現預金と負債の部の借入金が同時に減るということです。これを続けていると資産が減少し続けることになるので、それを防ぐには負債を増やすか純資産を増やすしかありません。そうはいっても、負債を増やしても結局は返済しなければなりませんから、純資産を増やすことしかありません。そして普通の中小企業が純資産を増やすには利益を上げて利益剰余金を増やしていくのが一般的でしょう。

前置きが長くなりましたが、借入をするということは、その後利息と元金を時間をかけて返済しなければならないということで、そのためには利益を上げ続けることが必要だということであり、つまり借入とは、将来にわたって利益を上げ続ける時間(年月)を金利を支払って買ったということなのだと思います。

 

 

 

 

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安全運転は新事業の敵 3

金曜日, 2月 19th, 2021

『「バカな」と「なるほど」』(吉原英樹 PHP研究所 2014年 1300円+税)にある「安全運転は新事業の敵」という考えが福知山線脱線事故につながったのかどうかはわかりませんが、「安全運転は新事業の敵」という表現は誤解を生む表現だとはいえるでしょう。

稲盛和夫さんがJALの再建に望んだときにも似たような話がありました。再建にあたってしっかり利益を上げることが出来る会社にしなければならないという時に、利益より安全を重視すべきだという声が幹部からも上がったということがあったそうです。もちろん安全は第一であり、その上での利益です。声を上げた幹部の気持ちには、安全に名を借りて楽をしたい(従来通りでいたい、新しいことに取り組みたくない)という部分があったのではないかと推測します。

大事なことは安全が大前提のものとでの新会社の運営であって、安全運転が新事業の敵ということではありません。なぜ会社に利益が必要なのか、そしてその利益をどうやって稼ぐのか、この説明ができれば、誤解を生むような表現で尻を叩く必要はないでしょう。

 

 

 

 

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