稲盛和夫経営哲学と陽明学との関係を考える場合、その両者の間に西郷隆盛を介在させると説明しやすくなるといって、まず稲盛和夫経営哲学と西郷隆盛の関係を、そして昨日は西郷隆盛と陽明学の関係を見てみました。
盛和塾での講演で稲盛塾長は、孔孟の教えや西郷隆盛の実践的な教えについて語っています。
以下、平成17年7月14日の庄内塾開塾式の講演よりそのポイントを紹介します。
1.徳の高い人とは
経営者は心を磨いて人格を高める必要があります。
中国の古典を紐解けば、それは「徳を備えた人」ということができますが、では「徳」とは何か?
「徳」とは、「仁」と「義」ということになりますが、では、「仁」と「義」とは何かといえば、どうもはっきりしない。
2.論語読みの論語知らず
人間如何に生きるべきかなどを書いた「論語」がありますが、この「論語」は知っているしすらすらとそらんじることができる。
しかし、やっていることは「論語」の内容とはかけ離れている。そんな人を「論語読みの論語しらず」といいます。
3.具体的な言葉であらわす。
西郷隆盛が島流しにあい、沖永良部に流され、そこで子ども達に学問を教える。
「家族が仲睦まじく暮らすにはどうしたら良いか」と西郷が訊くと、子ども達は「親には孝を、兄弟には悌を」など中国の古典にでてくるようなことを答える。
西郷は、「それは間違いではないが、それではどうしたら良いかわからない。仲良く暮らすためにはそれぞれの人が少しずつ欲を減らせば良いんだよ」と諭した。
知識や理論だけではなく、実践が必要であり、そのためには知識や理論をわかりやすい言葉にし、少しでも実行しようとすることが必要だということです。
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