2013年5月 のアーカイブ

企業業績の要因 3.業績向上の秘訣は経営指針

2013年5月31日 金曜日

 昨日、北海道中小企業家同友会札幌支部豊平・清田地区会の例会に呼ばれ、経営指針の話をしてきました。
そのタイトルが今日のブログのサブタイトル「業績向上の秘訣は経営指針!」です。

 昨日書いたように、同友会で使う「経営指針」という言葉は、経営理念、経営方針(経営戦略)、経営計画の3つのセットを意味します。
経営理念とは、企業の目的は何か、なんのために経営するのか、どのような会社を目指すのかを示したものです。
経営方針とは、経営理念到達のための道筋、中期(3〜5年)のあるべき姿を示したもで、その具体的な進め方を示した経営戦略を含みます。
経営計画とは、経営方針・経営戦略をさらに具体化し、今後1年間の具体的な計画です。

 ここで同友会らしい考え方は、理念作成の際に、
・利益は社会的貢献の原資である
・社員はパートナーである
という考えを根底に持つことです。
(これについては後日解説します。)

 世のため人のためとなる仕事を、自社分析、経営環境分析のもと、どのように具体的に進めるかを数字をつかって計画し、実行し、その差異を修正するPDCAを廻しましょう、というものです。

 企業業績とは、企業が外部環境である社会ニーズにどれだけ答えられるか、またその際の内部環境が適切かどうかで決まります。

 その意味で、業績工場の秘訣は経営指針の作成・活用であるという話をしてきました。

 私の前に、過去に経営指針研究会を終了した人2名の体験発表があり、休憩を挟んで私の話でした。
その休憩の時に、「経営指針でメシが食えるのか?」という質問を受けたのですが、例会後の懇親会の席でその人から、「経営指針の必要性がよくわっかった」と言ってもらえました。




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企業業績の要因 2.経営指針のない会社の危惧

2013年5月30日 木曜日

 昨日、企業業績の源について次のように書きました。

 「企業は社会のニーズに応えて製品やサービスを提供します。社会のニーズとマッチしていなければ、受け入れられません。
つまり、社会という企業の外部環境と企業の内部環境がマッチしていることが業績につながると考えることができます。」

 「経営方針(経営戦略)、経営計画はまさに外部環境の変化を認識し、それに応じてどう企業が活動するかを決定するものです。
この意味で、企業業績向上のためには経営理念に裏打ちされた経営計画が必要だということがいえます。」

 中小企業家同友会では、経営理念、経営方針、経営計画をセットで経営指針と呼んでいます。

経営理念とは、企業の目的は何か、なんのために経営するのか、どのような会社を目指すのかを示したものです。
経営方針とは、経営理念到達のための道筋、中期(3〜5年)のあるべき姿を示したもで、その具体的な進め方を示した経営戦略を含みます。
経営計画とは、経営方針・経営戦略をさらに具体化し、今後1年間の具体的な計画です。

 ですから、外部環境に合わせて内部環境を対応させていくには経営指針が必要なのです。

 ですが、経営指針が無くても業績の良い会社はあります。

 多く見受けられるのは、技術と顧客を持って独立した例です。
大手の会社で技術を積みお客さんを増やし、そして独立をする。
通常、大手の会社より独立した会社の方が、安く製品やサービスをお客に提供できるので、以前のお客さんがついてきてくれる、そんな状況です。

 また、頑固親父のラーメン屋みたいな、職人肌一筋の親方にそのファンがお客としてつく、そんな状況も考えられます。

 しかし、このような会社の場合、次のような危惧があります。
1.これからの長期間の社会的変化に対応していけるのか?
2.規模の拡大ができるのか?、例えば頑固親父のラーメン屋は支店をだせるのか?




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企業業績の要因 1.何が業績向上の要因か

2013年5月29日 水曜日

 私は企業業績の向上のためには経営理念に裏打ちされた経営計画が必要だと考えていますが、世の中には理念や計画がなくても業績の良い会社があります。

 では、企業の業績は何によって良かったり悪かったりするのでしょうか?

 企業は社会のニーズに応えて製品やサービスを提供します。社会のニーズとマッチしていなければ、受け入れられません。
つまり、社会という企業の外部環境と企業の内部環境がマッチしていることが業績につながると考えることができます。

 「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。」という鴨長明の方丈記を持ち出すまでもなく、社会は常に変化していますから、企業も変化しないと企業の外部環境と内部環境がミスマッチとなります。

 経営方針(経営戦略)、経営計画はまさに外部環境の変化を認識し、それに応じてどう企業が活動するかを決定するものです。
この意味で、企業業績向上のためには経営理念に裏打ちされた経営計画が必要だということがいえます。

 さて、最初に戻って、それではどうして理念や計画がなくても業績の良いところがあるのでしょう?




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男子三日会わざれば刮目して見よ

2013年5月28日 火曜日

 「男子三日会わざれば刮目して見よ」、この語源は「三国志演義」(いわゆる三国志)の「士別れて三日なれば刮目して相待すべし。」
無学だった呉の国の武将、呂蒙が学問に励み、いつしか勇に智が伴う武将になっていたというものだそうです。

 昨日、北海道中小企業家同友会札幌支部中央南地区会の例会に呼ばれ、企業変革支援プログラムの紹介をしてきました。
例会に集まった人たちの中には、20年ほど前に私が同友会に入った頃に知り合った人達がいました。
当時は創業したばかりで、勢い良く(勢いだけ?)いろいろな活動をしていました。
同友会札幌支部の若手経営者の会「未知の会」では第一回目の合同望年会を企画し仮装で盛り上がったり、当時札幌で開かれた道研では分科会でパネラーを努めたりもしてました。

 創業から10年ほどして、いつしか勢いがなくなり、今から6年ほど前には経営も最悪の状況となるのですが、その頃に知り合った人には、「小椋さんって暗い人」と思われてました。

 経営指針研究会や盛和塾での学びによって最悪から抜け出し、3年ほど前からは、また積極的に活動するようになってきました。
(創業当初の積極性とは活動内容がまたちょっと違いますが・・・)

 昨日の中央南地区例会での開会の挨拶では、その合同望年会の話が出てき、「あの仮装の小椋さんが講師・・・」という言葉も出てきました。
世の中の変化に合わせて会社は変わらなければなりませんが、人間も変わらなければなりませんね。




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グローバリゼーションということ

2013年5月27日 月曜日

 先日、「幸せの経済学」という映画を観ました。
http://www.shiawaseno.net/

 そこでグローバリゼーションという言葉の定義が紹介されていたのですが、このglobalization、辞書を引くと、「(企業等の)世界的規模化」と出ています。
映画でも「多国籍企業の進出」という意味合いの表現で紹介されていました。

 一つの会社が世界をマーケットに進出していく、それは現在、当たり前の光景です。
しかし、その多くはその企業の価値観・文化をその企業の製品を通じて異文化に広めているものとも考えられます。

 ある地域、ある企業にとって都合の良い価値観・文化で世界に進出しても良い結果とはならないでしょう。
(企業にとっても、進出された地域にとっても)

 いつの時代でも、どの時代でも普遍的に正しい考え方の企業だけがグローバリゼーションを生き残れるのでしょう。




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複眼で経営を見る 9.学習アプローチ

2013年5月26日 日曜日

 「競争戦略論」(青島矢一、 加藤俊彦、2012年、東洋経済新報社、2730円)より、経営戦略の4つのアプローチを紹介しています。

 今まで競争戦略の4つのアプローチのうち、ポジショニングアプローチ、資源アプローチ、ゲームアプローチの3つを紹介しました。今日は残りの学習アプローチを紹介します。

経営戦略の4つのアプローチ

 会社内に見えざる資源を蓄積するには、その過程、学習が必要です。
事業活動を通じて生じた状況、意図してうまくいったこと、意図してうまくいかなかったこと、意図せず(経営学では良く創発的といいます)うまくいったことなどから、いろいろなことを学習します。

 経営戦略とは経営理念達成のための経営方針を具体化したものですから、そのための資源(コアコンピタンス)の蓄積が求められるのですが、そのためには学習が必要であり、学習するにはその目指す方向の環境にいることが必要です。

 学習には学習に適した「場」が必要となるのです。

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複眼で経営を見る 8.ゲームアプローチ 敵か味方か

2013年5月25日 土曜日

 「競争戦略論」(青島矢一、 加藤俊彦、2012年、東洋経済新報社、2730円)より、経営戦略の4つのアプローチを紹介しています。

ゲームアプローチでは、
「同業者と協力して業界のマーケットを広げ(協調:コーオペレーション)、その後、広がったマーケットでシェアを奪い合う(競争:コンペティション)ことが起こりうります。協調し競争するということで、コーペティションという造語も生まれました。」
ということを以前紹介しました。

ゲームアプローチの世界には価値相関図というのがあります。

価値相関図

保管的生産者とは、例えば顧客が自社の製品と保管的生産者の製品を買ったとき、保管的生産者の製品を買ったおかげで自社の製品の価値が高まる、そんな関係を指します。簡単に言えば味方です。
そして競争相手は敵ということですが、誰が敵で誰が味方かということを見極める必要があります。

例えば、昔のビデオの世界ではVHS方式とベーター方式の争いがありました。
VHS方式を広めたいメーカー達は、最初はVHSを世に広めるということで保管的生産者、つまり味方で、協調(コーオペレーション)の関係ですが、VHSが世に広まりベータが駆逐されてしまえば、お互いが競争(コンペティション)の関係になりました。

コーペティション(協調し競争する)の世界では、今、誰が味方で誰が敵か、将来はどうなるかを考える必要があります。

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今日は帯広で企業変革支援プログラムの話をしてきます。

2013年5月24日 金曜日

 企業変革支援プログラムとは、中小企業家同友会全国協議会で発行している「企業変革」の手引書です。

 世の中は常に変わっていますから、企業もそれに合わせて変わっていかないと、時代に取り残されて消滅します。
世の中の変化に気づき、自社を変えていく「仕組み」を会社の中に定着させる、そのためのプログラムです。

 北海道中小企業家同友会札幌支部は、12の地区会に分かれているのですが、一昨年から始め、来月までの予定を含めると、北地区会以外の11の地区会で、この企業変革支援プログラムの話をしてきました。そして、今回、とかち支部でお話することになり、今夜、帯広でお話していきます。

 ちょうど帯広のソーゴー印刷さんが出版している雑誌「スロウ」bol.35(5月25日発売)にも、その取り組みを含めて記事にしていただきました。

雑誌「スロウ」vol.35




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複眼で経営を見る 7.ゲームアプローチの実例

2013年5月23日 木曜日

 「競争戦略論」(青島矢一、 加藤俊彦、2012年、東洋経済新報社、2730円)より、経営戦略の4つのアプローチを紹介しています。

 ゲームアプローチは自分の行動によって相手の行動が変わるという考えで、相手を意識したアプローチだと、紹介しましたが、今日はその例を紹介します。

 上記の本に載っている事例で家電量販店の例。
「他店より1円でも高ければ販売員にお申し付けください」、お店でよく見かけるメッセージですが、これはお客様に「他所と同じ価格にしますよ」(けっして、他所より安くではない)というメッセージの他に、同業他社に対する「そちらが安売りするならこちらも対抗する、だからお互い無益なことは止めておこう」というメッセージでもあるのです。
たしかにYカメラでもBカメラでも、ほぼ値段は一緒ですね。
価格.comでは値段の比較が一目瞭然ですが、価格.comで商売している会社には他社の値段動向を常に観測し、自社より安い価格がでてきたら10円でも1円でもそれより安い値段をつける係りの人がいるそうです。

 先日、お弁当のホットモットでは320円ののり弁当を期間限定で100円引きの220円で販売するとの看板がでてました。
そうしたらほっかほっか亭では、「のり弁、いつでも290円」という看板が出てました。
自分の出方で相手も変わりますが、相手の出方で自分の出方もまた考えますね。




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覚悟を決め、するべきことをする

2013年5月22日 水曜日

 今日は早朝から倶知安へ向かうこともあり、経営戦略の話はお休みです。

 最近、自宅の本棚で「売上が50%ダウンしてもお金が残る経営」(池永章 2009年 明日香出版 1500円+税)という本を見つけました。
会社の最低の状態でいろいろあがいてちょっと光明が見えてきた頃に買った本です。

 付箋を何箇所かつけていて、その一箇所には、次の文章にマーカーが引かれてました。

「できない」→「もしうまくできるとしたら・・・」
「難しい」→「カンタンにできることから始めるとした、何から始めるか」
「時間がない」→「もし充分時間があったとしたら・・・」

 そして、自筆のメモ
「覚悟を決め、するべきことをする」

 別の場所の付箋とマーカーは、
「成せばなる 成さねばならぬ 何事も
成らぬは人の成さぬなりけり」
という上杉鷹山の言葉でした。




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