2012年8月 のアーカイブ

経営の原理・原則 5.リーダーの必要性

2012年8月31日 金曜日

 昨日まで、採算意識を持って売上を最大にし経費を最小にする努力を続け付加価値の最大化を図るためには、世のため人のためのという公明正大で大義名分の高い経営の目的が必要だと書いてきました。

 京セラ創業者の稲盛和夫さんは、会社を小集団に分けこれを実行するアメーバ経営を実践し、京セラ、KDDI、JALを高収益の会社に作り上げています。
しかし、部門別管理は、ある程度の規模以上の会社なら多くの会社が取り入れている制度です。京セラやKDDI、そしてJALのアメーバ経営と他社の部門別管理と何が違うのでしょうか?

 京セラの従業員がいつも持ち歩く京セラ手帳は3部構成になっています。
社是と経営理念が書かれている「1.京セラの目指すもの」、78項目のフィロソフィの解説が書かれている「2.京セラフィロソフィ」、そして、リーダーのあり方が書かれている「3.すばらしいリーダーとなるために」です。

 京セラのアメーバ経営を支えるものは、「何のために経営するのか」、「何のために働くのか」、「人生どう生きるべきか」を説いたフィロソフィの浸透であり、その浸透の先頭に経つのは小集団を率いるリーダーなのです。
フィロソフィを周りに浸透させ、集団のために己を尽くすことのできるリーダーを育成する、これがアメーバ経営が成功する秘訣のようです。

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経営の原理・原則 4.何のために経営するのか

2012年8月30日 木曜日

 採算意識を持ち、売上を最大にし、経費を最小に抑え、利益をだしていく。そのために日々努力を続ける。
これが経営の実際ですが、これを続けていくには覚悟が要ります。「何のために経営するのか」という覚悟が明確でなければ、ずっとは頑張れません。

 この「何のために経営するのか」というのが経営理念です。この経営理念が公明正大で大義名分が高いほど、言葉を変えると、より世のため人のためという経営理念であればあるほど、人は頑張れます。

 この経営理念の浸透が、永続的な経営に不可欠なものとなります。

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経営の原理・原則 3.会社の構造と会計

2012年8月29日 水曜日

 経営を永続させるためには、採算意識を持ち売上を最大にし経費を最小にしていく努力が必要です。最大の売上と最小の経費が利益を産みます。会社を永続させていくためには、この利益が必須のものとなります。

会計の仕組みと会社の構造

 この図で、売上(収益)を上げるには、会社の資産を使い経営者と従業員が一緒になってお客様へ商品やサービスを提供することが必要です。そして、原価を含めそれらの活動に関わる経費を抑えることによって利益が生まれます。

 この利益から税金や借入の返済など払うべきものを払った残りが内部留保となり、来季の貸借対照表に残ることになります。借入(他人資本)に頼らず資産を増やしていくには、この内部留保をコツコツ積み上げていくしかありません。
そうして積み上げた内部留保が、いざというときに会社を助けるのです。

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経営の原理・原則 2.採算意識とコスト意識

2012年8月28日 火曜日

 採算意識とコスト意識、似たような感じですが意味は違います。
採算意識とは売上と経費があって利益を考えるものであって、利益=売上-経費という構造が前提です。
それに対し、コスト意識は経費だけに関するものであり、売上や利益の概念はありません。

 「売上を最大に経費を最小に」というのが経営の秘訣ですが、売上を考えるということは、ある大事な側面を持っています。
社内の各部門が採算意識を持っているということは、各部門がどれも市場価格を意識するということになります。

 例えば製造部門が原価だけを考えていた場合、液晶テレビなどどんどん値崩れしていく世界でも、決められた原価だけを守る意識であれば、これは赤字になります。
製造部門でも販売部門への売りと製造のコストと両方を考える採算意識があれば、販売価格の下落に応じた製造価格にすることなり、社内全体が市場価格に連動することになります。
これがアメーバ経営の大きなメリットの一つなのです。

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経営の原理・原則 1.JALの経営理念

2012年8月27日 月曜日

 本日、8月27日、盛和塾札幌の自主例会で、日本航空北海道地区支配人の藤田さんより、JAL再建の様子を伺いました。
京セラ、そして今のKDDI・auの創業者であり、自ら経営者の勉強会、盛和塾を主催する稲盛和夫塾長が日航に会長として就任し再建にあたったわけですが、その様子を伺い、改めて経営には原理原則があるのだと感じました。今週はこの原理原則についてお話したいと思います。

 それに先立って、一つ気になったことがあります。
JALのお話の伺う中で、JALの経営理念が出てきました。
今、あらためてJALのサイトで確認しましたが、経営理念は次のとおりです。

JALグループは、全社員の物心両面の幸福を追求し、
一、お客様に最高のサービスを提供します。
一、企業価値を高め、社会の進歩発展に貢献します。

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 気になったことというのは、経営理念の中に「安全」という言葉がないことです。

 以前このブログの記事、「JR西日本の経営理念」で福知山線脱線事故で多くの犠牲者をだしたJR西日本の経営理念に「安全」の文字がなかったことを取り上げました。
同じようなことが起きないことを祈ります。

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経営学と経営者

2012年8月26日 日曜日

 「やさしい経営学」(日本経済新聞社編、日本経済新聞社、2002年、648円+税)では、野中郁次郎さんは次のように書いています。
「経営学を志す者には、基礎学問に裏づけられた幅広い知識の習得と、足しげく現場に通い概念を作り上げることとの間の往復運動が求められる。」
経営を研究する経営学者と成ろうとする人は、研究の場での知識の習得だけではなく、経営の現場に足しげく通わなければならないといっています。

 また、神戸大学名誉教授の石井淳蔵さんは著書「ビジネス・インサイト」(岩波新書、2009年,819円)で、次のように書いてます。
 「確かに、いろいろなプロのいる中で、経営学者ほど頼りにならないプロはいない。医者でも法律家でも、大学で教えることもできれば、実際に病気の治療や裁判所で判決を下したり弁護をしたりする仕事ができる。ゴルフのレッスンプロでも、ゴルフ自慢の素人を教えることができる腕前をもっている。ひとり経営学者のみが、経営ができないにもかかわらず経営(学)を教えている。」

 経営学を研究するのは経営者ではない経営学者だということです。

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 たとえば医学を考えた場合、医学を必要とする人は病気の患者さんであり、またその病気を治療しようとしている医者だといえます。
では、経営学の場合ではどうかというと、経営学を必要とするのは経営活動をしている企業や組織であり、またそれを経営している経営者であるといえるでしょう。

 医者の全員が医学を研究しているかというとそうではないでしょうが、しかし医学を研究しているのは医者であるということはいえるでしょう。これが経営の場合には、経営学を研究するのは経営者ではなく経営学者であるということになります。

 なぜ、経営学を必要とするはずの経営者が経営学を研究しないのでしょう。

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 学者というのは何をしている人たちでしょうか?大学院博士後期課程で学び、やっと理解してきました。

 世の中には、人類誕生以来の「知恵の塊」があります。そしてその知恵の塊を大きくしていくのが学問の発展ですが、そのためには現状の「知恵の塊」をよく観察し、自分の専門とする分野がどのような形になっているか、そこに自分の新たな知恵をどう加えるかを検討し、それを世に問うて自分の知恵を塊に付け加えます。その際、間違った認識だったり自分勝手な解釈だったりすると周りの学者たちから反論を受け認められないものとなります。
この論議の場に立つための免許証が博士号であり、博士号を取得する過程でこれらのことを学びます。

 もう少しわかりやすい表現がこちらの「kkatouのブログ」にありますしたので、ご紹介します。
http://www.tyzoh.jp/community/kkato/2010/08/16_123030.html

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 実際の経営、実務の世界と、学問の世界の違いを例えて言うならば、実務の世界はドスを持って喧嘩をする街のヤクザの世界で、学問の世界は、道場で木刀を持って試合をする世界だと言えます。

 道場の剣術の師範が学者で、師範はときどき街中へ出ていき遠目からヤクザの喧嘩を眺めていますが、怪我したり死んでは困るので自ら喧嘩に参加することはありません。
それでもヤクザにドスの握り方や振り方のアドバイスや、喧嘩相手の弱点を教えたりすることはできます。

 街のヤクザは喧嘩では剣術師範に勝てるかもしれませんが、道場で剣術の試合となると勝手が違います。なにより道場の門を叩いても入門を許されませんし、入門したとしてもその後の礼儀作法を覚えるのも大変です。

 このような様子なので、なかなか実際に経営をしている経営者が学問の世界へ進むことはありませんでした。
現在、私は学問の世界に入門を許され、礼儀作法を身につけている最中です。この後、実際に木刀を持って剣術の稽古・試合をしてくわけですが、それを乗り越えて、やっと実務家自身が学者の世界で物をいうということが実現します。

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 現在、経営学の研究者が実際の経営現場を研究するには次の4通りの方法があります。

1.サーベイリサーチ アンケート調査などで沢山の対象を統計的に研究
2.ケースリサーチ インタビューなどで個別の会社を研究
3.アクションリサーチ 研究者が経営の現場に関与して研究
4.イノベーション・アクションリサーチ 研究者が新たな理論を試すために経営の現場に関与して研究

この4つとも主人公は研究者です。

第5の新たな道は、経営者自身が研究者となって研究することになるでしょう。

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 日本の企業の80%近くが赤字決算だといわれています。事業所数の99%は中小企業であり、規模が小さくなればなるほど、組織論や管理会計とは無縁のものとなっています。

 地域が、そして日本が元気になるには、1軒1軒の中小企業が元気になることが近道だと考えます。会社が元気になれば、そこで働く人たちも元気になりますし、その家庭も明るくなるでしょう。

 赤字で苦しむ中小企業がどうしたら元気になれるのか、そのために経営学は何ができるのか、これに一番ストレートに答えることができのは、苦しみを経営済みの経営者が経営学者になることだと思います。
研究者が経営の現場に足繁く通うように、経営者も学問の世界に顔を出し、自分の言葉で考えを述べる、このキャッチボールが日本を元気にしていく源となるでしょうし、それが世界に広がって、豊かで平和な世界が広がっていくのでしょう。

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経営学と経営者 6.経営学の発展のために

2012年8月25日 土曜日

 日本の企業の80%近くが赤字決算だといわれています。事業所数の99%は中小企業であり、規模が小さくなればなるほど、組織論や管理会計とは無縁のものとなっています。

 地域が、そして日本が元気になるには、1軒1軒の中小企業が元気になることが近道だと考えます。会社が元気になれば、そこで働く人たちも元気になりますし、その家庭も明るくなるでしょう。

 赤字で苦しむ中小企業がどうしたら元気になれるのか、そのために経営学は何ができるのか、これに一番ストレートに答えることができのは、苦しみを経営済みの経営者が経営学者になることだと思います。
研究者が経営の現場に足繁く通うように、経営者も学問の世界に顔を出し、自分の言葉で考えを述べる、このキャッチボールが日本を元気にしていく源となるでしょうし、それが世界に広がって、豊かで平和な世界が広がっていくのでしょう。

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経営学と経営者 5.新たな道

2012年8月24日 金曜日

 現在、経営学の研究者が実際の経営現場を研究するには次の4通りの方法があります。

1.サーベイリサーチ アンケート調査などで沢山の対象を統計的に研究
2.ケースリサーチ インタビューなどで個別の会社を研究
3.アクションリサーチ 研究者が経営の現場に関与して研究
4.イノベーション・アクションリサーチ 研究者が新たな理論を試すために経営の現場に関与して研究

この4つとも主人公は研究者です。

第5の新たな道は、経営者自身が研究者となって研究することになるでしょう。

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経営学と経営者 4.実務の世界と学問の世界の違い

2012年8月23日 木曜日

 実際の経営、実務の世界と、学問の世界の違いを例えて言うならば、実務の世界はドスを持って喧嘩をする街のヤクザの世界で、学問の世界は、道場で木刀を持って試合をする世界だと言えます。

 道場の剣術の師範が学者で、師範はときどき街中へ出ていき遠目からヤクザの喧嘩を眺めていますが、怪我したり死んでは困るので自ら喧嘩に参加することはありません。
それでもヤクザにドスの握り方や振り方のアドバイスや、喧嘩相手の弱点を教えたりすることはできます。

 街のヤクザは喧嘩では剣術師範に勝てるかもしれませんが、道場で剣術の試合となると勝手が違います。なにより道場の門を叩いても入門を許されませんし、入門したとしてもその後の礼儀作法を覚えるのも大変です。

 このような様子なので、なかなか実際に経営をしている経営者が学問の世界へ進むことはありませんでした。
現在、私は学問の世界に入門を許され、礼儀作法を身につけている最中です。この後、実際に木刀を持って剣術の稽古・試合をしてくわけですが、それを乗り越えて、やっと実務家自身が学者の世界で物をいうということが実現します。

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経営学と経営者 3.学問の世界

2012年8月22日 水曜日

 学者というのは何をしている人たちでしょうか?大学院博士後期課程で学び、やっと理解してきました。

 世の中には、人類誕生以来の「知恵の塊」があります。そしてその知恵の塊を大きくしていくのが学問の発展ですが、そのためには現状の「知恵の塊」をよく観察し、自分の専門とする分野がどのような形になっているか、そこに自分の新たな知恵をどう加えるかを検討し、それを世に問うて自分の知恵を塊に付け加えます。その際、間違った認識だったり自分勝手な解釈だったりすると周りの学者たちから反論を受け認められないものとなります。
この論議の場に立つための免許証が博士号であり、博士号を取得する過程でこれらのことを学びます。

 もう少しわかりやすい表現がこちらの「kkatouのブログ」にありますしたので、ご紹介します。
http://www.tyzoh.jp/community/kkato/2010/08/16_123030.html

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