2012年3月20日 のアーカイブ

経営学と経営者 3.経営学者と経営者

2012年3月20日 火曜日

 昨日紹介した本「ビジネス・インサイト」(石井淳蔵、岩波新書、2009年,819円)には、次のような記述があります。
 「確かに、いろいろなプロのいる中で、経営学者ほど頼りにならないプロはいない。医者でも法律家でも、大学で教えることもできれば、実際に病気の治療や裁判所で判決を下したり弁護をしたりする仕事ができる。ゴルフのレッスンプロでも、ゴルフ自慢の素人を教えることができる腕前をもっている。ひとり経営学者のみが、経営ができないにもかかわらず経営(学)を教えている。」

 また、「やさしい経営学」(日本経済新聞社編、日本経済新聞社、2002年、648円+税)では、野中郁次郎さんは次のように書いています。
 「経営学を志す者には、基礎学問に裏づけられた幅広い知識の習得と、足しげく現場に通い概念を作り上げることとの間の往復運動が求められる。」

 つまり、経営学者は経営をしたことがないので、経営の現場に足繁く通い、現場を知らなければ駄目だということです。

 では逆に、経営者が経営学者と同じ土俵で話をするにはどうしたらよいのでしょう。
そのためには、経営者が、基礎学問にうらづけられた幅広い知識を習得し、経営の経験にもとづいた概念を作り上げることが必要となるのでしょう。

 私は自身の20年の経営経験とその間に見聞きした数多くの経営者の体験を持って、小樽商科大学大学院博士後期過程の門を叩きました。博士号が学会での活動の免許書といわれています。経営学者が経営の経験がないのであれば、経営の経験があるものが同じ土俵にあがり、意見を交換する。このことによって、経営学の進歩のレベルが一段階あがるものと考えます。

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