2011年8月18日 のアーカイブ

アメーバ経営の時間当たり採算という指標

2011年8月18日 木曜日

 昨日の「アメーバ経営の勘どころ」の続きとなります。

 元三重大学学長 豊田長康さんのブログ、「ある地方大学 顧問 のつぼやき」(”つぼやき”は原題のままです。)(http://www.mie-u.ac.jp/blog/2009/01/post-136.html)から引用した、
「労働時間当たりの採算(労務費を除く)」を、もっとも重要な指標(KPI: key performance indicator)にしていることも参考になります。利益そのものをアメーバのKPIにすると、過重労働になってしまう可能性もありますし、また、労務費の管理を各アメーバに任せると、各アメーバの判断で人件費を削減するということになりかねません。組織全体で決めることと、部分(アメーバ)が独自に決められることが、うまくすみ分けされていると感じますし、適切な数値目標(KPI)の設定の工夫が、いかに大切かがわかりますね。また、毎月コンパを開催するなど、社員間のコミュニケーションに最大限の配慮をしていることも参考になります。」
について私なりの解説をしたいと思います。

 アメーバ経営は管理会計の仕組みであり、このような仕組みを経営学ではマネジメント・コントロール・システムと呼んでます。このマネジメント・コントロール・システムを有効に機能させるには、Plan・Do・Check・ActionというPDCAサイクルを廻していくことが必要であり、そのためにはCheckすべき指標が明確でなければなりません。

 KPIとは重要業績評価指標と訳されるもので、業績評価の指標の中でも特に重要なものを指します。アメーバ経営ではそれが、労働時間当たりの採算で、この採算とは売上から経費(労務費を除く)を引いたものです。採算をそのアメーバの総労働時間で割ったものが時間当たり採算です。

 毎日の仕事の工夫でこの時間当たり採算が変動します。アメーバ経営では、毎朝、前日の時間当たり採算を確認し、今日の仕事をどうしていくかを確認していきます。日々の工夫が翌朝には数字に表れ、毎日の工夫の積み重ねが全社的な業績の向上に結び付きます。

 アメーバ経営の特徴は、時間当たり採算という分かりやすい指標を使っていること、そしてその採算には労務費が含まれないこと、さらに時間当たりであり利益の総額でないところなのですが、労務費や時間当たりについては、また明日解説します。

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