2011年8月17日 のアーカイブ

アメーバ経営の勘どころ

2011年8月17日 水曜日

 今、経営学の歴史をたどり、主要な経営学者の学説を時系列に整理する作業を進めています。昨日も書きましたが、経営学は経営の現場から生まれた学問であり、後世に残る学説も机上で作られたものではなく、その根は現場にあります。経営学100年の歴史を勉強するということは、100年間の過去の経営を学ぶということに通じます。

 その作業を通じ、つくづく思うのは、京セラグループが実践している「アメーバ経営」が本当に優れた仕組みであるということです。

 その理由を説明するには、論文一本書く必要が出てきますが、最近読んだ「ある地方大学 顧問 のつぼやき」というブログ(http://www.mie-u.ac.jp/blog/2009/01/post-136.html)から、アメーバ経営の特徴をうまく説明している一節を紹介します。
(元三重大学学長 豊田長康さんのブログです。)

「ここで、注目されることは、利益を上げたアメーバは称賛されますが、その利益が個人の給与に直結する欧米型の成果主義ではなく、給与は長年の会社への貢献なども加味して各アメーバではなく全体で決められることです。つまり、日本人の伝統である集団としての活動が生かされる仕組みになっていますね。また、「労働時間当たりの採算(労務費を除く)」を、もっとも重要な指標(KPI: key performance indicator)にしていることも参考になります。利益そのものをアメーバのKPIにすると、過重労働になってしまう可能性もありますし、また、労務費の管理を各アメーバに任せると、各アメーバの判断で人件費を削減するということになりかねません。組織全体で決めることと、部分(アメーバ)が独自に決められることが、うまくすみ分けされていると感じますし、適切な数値目標(KPI)の設定の工夫が、いかに大切かがわかりますね。また、毎月コンパを開催するなど、社員間のコミュニケーションに最大限の配慮をしていることも参考になります。」

 この解説は、また明日にします。

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