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ムーアの法則の別の一面

2011年8月12日 金曜日

 小樽商科大学創立100周年記念夏季集中講座、東大大学院高橋伸夫教授の「商学特講」、「組織力を育てる経営」での先生のお話から、今日のタイトルの「ムーアの法則の別の一面」についてご紹介します。なお、高橋先生のお話聴いたうえでの私の話であることをお断りしておきます。(文責はすべて私にあります。)

 ムーアとは、コンピュータのCPUで有名なインテルの共同創業者で、1965年に「半導体の集積密度は18〜24ヵ月で倍増する」という、後に「ムーアの法則」と呼ばれることになる予言をしました。

 ここまでは一般的な話で、このブログでも、「時の流れではなく、時の積み重ね」や「時間の歩留まりを向上させる」で「ムーアの法則」を取り上げています。

 ここで高橋先生は、この予言はインテル社の社員には予言ではなく目標となり、インテル社では、工場が必要になる2年前から、まだそこで作るべき製品がないにもかかわらず、工場の建設を始め、9ヵ月ごとに新しい製造設備を増設し、そのことが結果として業界全体を牽引してきた、と解説されました。

 なるほど、自然的ななりゆきで半導体の性能が向上したのではなく、これこれの時期にこれくらいまでの性能向上をという一人の人間の思いが伝播して、結果としてそれが実現されてきているのです。

 高橋先生のお話では、このように急速に変化する、予測のつかない市場で、予言された時間間隔で変化を計画することによって競争していくことを「タイム・ページング」と呼ぶそうです。

 「タイム・ページング」という言葉を検索してみると、「不確実性の経営戦略(ハーバード・ビジネス・レビュー・ブックス)」(ダイヤモンド社 2000年)の4番目に「変化に確実に対処するタイムページング戦略」という論文があるようです。また、読むべき本が一冊増えました。

 ちなみに、今回の集中講義で指定された高橋先生の3冊の本と、講義の中で取り上げられた1冊をご紹介しておきます。
「組織力 宿す、紡ぐ、磨く、繁ぐ」(筑摩書房 2010年 740円+税)
「ダメになる会社 企業はなぜ転落するのか」(筑摩書房 2010年 740円+税)
「育てる経営の戦略 ポスト成果主義への道」(講談社 2005年 1500円+税)
虚妄の成果主義 本型年功制復活のススメ 」(日経BP社 2004年 1680円)

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