日航再建のために会長に就任した稲盛和夫京セラ名誉会長が自ら主催される経営者の勉強会「盛和塾」で、稲盛塾長はよく近江商人の「利は仕入にあり」という話をよくされます。
「売りは番頭、仕入は旦那」というもので、物を売るのは相場があり誰が売ってもそれほどの差は無い、しかし、仕入はどれだけ安く仕入れることができるかが直接利につながるのだからだ、人任せにせず旦那がやるべきだというものです。
最近の商談を見てみると、しっかりとした経営をされている会社ほどトップがこの値引きに注意をはらっています。
個々の取引に関して「少しは値引いてもらいなさい」とか、具体的な金額を示しその分の値引きを要求するようになど、自社の担当者に求めています。
盛和塾で稲盛塾長は「売上は最大に、経費は最小に、利益は後からついてくる」ともおっしゃっていますので、まずは仕入を安くすることが大事なのです。
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しかし、こちらも盛和塾塾生、「売上を最大に」を守らなければなりません。
この場をかりて一言お話をさせていただきますが、形のあるものを購入するのであれば、値引きが商品に影響することもないでしょう。しかし、弊社のように人の手によるサービスの場合、値引きがサービスを行う人の気持ちに影響する場合もあります。
提供するサービスの段階で「これくらいでいいか」と思うのと「いや、もうひとふんばりしてみよう」と思うのでは、サービスの結果が違ってくることもありえます。
気持ちをもつ人の手によるサービスを購入する場合は、相手の気持ちも尊重することが大切です。
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