2010年3月2日 のアーカイブ

中国経済の成長と影響 UBS証券居林通さんの話より

2010年3月2日 火曜日

 昨日の「株式会社アンビックス前川二郎社長のお話5 国際化と日本のデフレ」で、
現在の日本デフレは日本国内の問題ではなく世界価格基準になってきているためだと書き、中国などアジア諸国のインフレとの釣り合いがとれるとこで落ち着くのではないかという話をしました。

 たまたま、2月25日に北海道中小企業家同友会札幌支部白石・厚別地区会の2月・オープン例会で、UBS証券株式会社のアナリストディレクター居林通さんが「2010年を大胆予測」という題で講演し、中国経済についても詳しく言及されてましたので、簡単にご紹介したいと思います。

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 居林さんは、日本のデフレの原因は、やはり中国にあると言い、中国がデフレを輸出しているとおっしゃいます。
日本の高度成長期には、高品質のものを低価格で輸出するというスタイルでしたが、現在の中国は中品質のものを超低価格で輸出する世界の工場となっているとのことです。

 そして、中国が輸出で貯えた富が消費に回り、国内市場が拡大し、世界の消費市場になっていくだろうとおっしゃいます。

 (このほか、円とドルと元の関係など興味深いお話もありましたが今回は割愛します。)

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 日本企業のとるべき戦略は、「中品質のものを低価格」で提供する中国型モデルに勝てる戦略です。
価格の勝負に持ち込まず品質の高さに訴えるのも手ですし、ニトリやユニクロのように中国の安いコストを利用して低価格で対抗するのも手でしょう。
以前、ニトリの似鳥社長は、「最初は、1に安く、2に安く、3に安く、品質はその次、だった」というお話をされてました。他より30%は安くないと安さを認識してもらえないとのことでした。

 今後、大きく広がる中国市場を狙って中国へ進出する企業も増えるでしょう。
従来は中国の富裕層を狙った商売が目に付きましたが、最近は中間層の客層を狙う商売が拡がってきています。

 知恵を絞りイノベーションを起こし「高品質を中国価格に勝てる価格」で提供することができれば文句なしの勝者になれそうです。

 そうえいば、昨年12月、トヨタ自動車は、アジア市場を念頭に、傘下の部品メーカーに今後3年間で30%のコストダウンを要求したとのニュースがありました。世の中はすでに動いているのですね。

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