2009年11月17日 のアーカイブ

財務諸表の見方・使い方 変動損益計算書の使い方1

2009年11月17日 火曜日

 昨日の「財務諸表の見方・使い方 変動損益計算書について2」に続いて、平成21年11月12日に行われた北海道中小企業家同友会未知の会第2グループの勉強会での、鈴江誠税理士による「財務諸表の見方・使い方」のお話から、そのポイントを紹介してますが、今日は変動損益計算書の続きで、変動損益計算書の使い方を紹介します。

 例えば、売上が1000万円増えたら経常利益がいくら増えるのか?また、毎月5万円のリース契約をした場合、今の経常利益を維持するにはどれだけ売上を増やさなければならないか?、このような時に役に立つのが変動損益計算書です。

変動損益計算書

変動損益計算書

 上の変動損益計算書では、売上が761,380(千円)、変動費が433,003(千円)、限界利益が328,377(千円)、固定費が270,666(千円)で、経常利益が57,711(千円)です。

 ここで売上が1000万円(10,00千円)増えたとします。
変動費と限界利益はは売上に応じて変化します。その比率は、
変動比率=変動費÷売上    変動費433,003÷売上761,380=56.78%
限界利益率=限界利益÷売上 限界利益328,377÷売上761,380=43.13%
となります。(変動比率+限界利益率=100%)です。

 ※実際に電卓で計算してみましょう。ウインドウズパソコンをお使いなら、ウインドウズの旗マークのキー(Altキーの隣)をオしながら「R」の文字を押し、ファイル名を指定して実行のウインドウが出てきたら「calc」と入力してEnterを押すと電卓が起動します。

 売上が10,000増えると変動費は5,678(千円)増え、限界利益は4,313(千円)増えます。

 固定費は売上とは関係なく一定ですから、
経常利益 = 限界利益(売上-変動費) – 固定費 で、今回、限界利益が4,313(千円)増えたのですから
経常利益 = 限界利益(328,377+4,313) – 固定費270,666 となり、
経常利益は4,313(千円)増え、62,024(千円)となります。

 では、月額5万円のリース契約した場合は… の話は、また明日。

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