昨日の「「企業の永続的発展と企業理念の継承」」に引き続き、盛和塾機関誌「盛和塾」60号(平成16年8月号)より、京セラ会長(当時)の伊藤謙介さんが平成16年4月13日に盛和塾代表世話人会で行った講話として26ページにわたって掲載されている「企業の永続的発展と企業理念の継承」の内容を紹介します。
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<京セラの急成長を可能にしたもの>
・京セラ創業の年の売上は二千六百万円でした。先行する日本ガイシは四十六億円、日本特殊陶業は十四億円でした。
・創業十五年で日本特殊陶業を、二十二年で日本ガイシに追いつきました。
・なぜ、このような急成長ができたのか、それは一人ひとりの社員に息づいた確固たる哲学が、他社を上回る社員の努力を可能にしたからです。
・塾長から教えていただき、一人ひとりの社員に息づいた「日々創意工夫をする」という教えが創造的な製品を生み、また「未来進行形で考える」「手の切れるような製品をつくる」という教えが、ものづくりの精神を体現させ、さらには「お客様の召使いたれ」という教えが顧客至上主義となって結実したからこそ、社員は遺憾なくその力を発揮し、先発大手企業を凌駕することができたわけです。
<企業を成長発展に導く「フィロソフィ」>
・1984年に創業した第二電電も、ライバル社に比べると不利な状況でした。
・ですが、「心を高める ―動機善なりや、私心なかりしか―」を社是に、京セラフィロソフィとまったく同じKDDIフィロソフィをもって新電電の中でトップの地位まで発展しました。
・フィロソフィがなかったらこのような発展はなかったでしょう。このことを思うとき、理念の重要性について改めて強く思う次第です。
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昨日から始めた「フィロソフィ」の読み合わせですが、本日は「人間の無限の可能性を追求する」について確認しました。
目の前に大金をポンと出す、そんな何でもできるという意味の「無限の可能性」ではなく、昨日よりは今日、今日よりは明日、毎日の努力の積み重ねで、自分達の能力は少しずつでも伸びていく、能力の限界というものはない、という意味の「無限の可能性」ということを話し合いました。
この「人間の無限の可能性」も、昨日の「有言実行」t同じく、弊社の経営理念で語られている言葉です。?
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(7月14日に消去してしまった過去記事は、徐々に復刻させてます)
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