2009年5月4日 のアーカイブ

集中力と効率

2009年5月4日 月曜日

 最近読んだ「ブッダの集中力」(アルボムッレ・スマナサーラ サンガ新書 税別700円)によると、集中力には三種類あるそうです。

 一つ目は、「先天的な集中力」で全ての生き物が持つ集中力です。例えば、猫が獲物を狙って身構えている時、そんな集中力で生きるために必要な集中力であり、それ以外には融通がつかない集中力です。

 二つ目は、「感情的な集中力」です。例えば、怒りにまかせてやってしまったとか、嫉妬のあまりにやってしまったとか、そんな集中力です。良い感情がもとになる集中力でも理性でコントロールできないため考え方が違う人たちに攻撃的になったりします。

 これら二つの集中力は、他人に悪用される(マインドコントロールされる)恐れのある集中力で、振り込め詐欺などは、家族を思う「先天的な集中力」を悪用した例だとのことです。

 最後、三つ目の集中力は、「理性的な集中力」です。この集中力は、自分でコントロールすることができ、「楽しみ」につながると書かれています。

 本の中では、この楽しみと仏教の解脱の関係について書かれているのですが、このブログに取り上げたのは、次の一節を紹介したかったからです。

 集中力の秘密1 能率を気にしない
 ・集中力があがると能率があがると思うのは間違いで、能率・効率を気にしたとたん集中力は消える。
 集中力の秘密2 集中力は楽しい
 ・集中力とはどんなものか。その答えは簡潔で、集中力とは楽しいものである。

 皆さんも、時間を忘れて没頭する、そんな経験をお持ちでしょう。これが集中力なんですね。この集中力が発揮されると気持ちは「楽しい」ものですから、どんどんのめり込む。その時には時間も気にしていないので、能率や効率という言葉とは別世界。

 稲盛塾長も、「仕事三昧せんかよ」とおっしゃいます。

 昨日の「この世界で唯一万人に平等に与えられる時間」、一昨日の「物事の成果=質 × (かけた時間の二乗)」の話に通じますが、効率や効果を気にする前に、まずはどっぷりと仕事に漬かる。そこから楽しみが湧いてくるのです。

 今日取り上げた「ブッダの集中力」には集中力のトレーニング法が紹介されています。機会があればこちらで紹介したいと思います。

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「平成21年7月14日に過去記事を消去してしまいました。この記事はデータを元に復刻させたものです。」

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