Archive for the ‘管理会計’ Category

粗利と販管費

月曜日, 4月 12th, 2021

昨日の「販管費を賄う粗利を」の関連です。

業種によって粗利率は違います。例えば卸売業とサービス業を比較すると、卸売業の粗利率は低く、サービス業の粗利率は高いのが一般的です。

一方、売上に対する販管費の割合を考えると、卸売業の方が一人当たりの売上が大きいのが一般的ですから、卸売業の販管費の割合は低く、サービス業の販管費は高くなるでしょう。

どちらにせよ、昨日書いたように販管費を賄う粗利を稼がねばなりません。そう考えると、販管費÷粗利という値が有意義な指標の一つになってもよさそうです。

 

 

 

 

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販管費を賄う粗利を

日曜日, 4月 11th, 2021

フェイスブックを見ていたら損益分岐点比率とかF/M比率という用語を使った話題がありました。

損益分岐点比率とは現在の売上に対して損益分点売上高(損益トントン、利益ゼロとなる売上)がどの程度かを示すもので、率が低いほど利益に余裕があることを示します。
(損益分岐点比率=損益分岐点売上高 ÷ 売上高)

F/M比率とは昔流行ったマネジメントゲーム(MG)のマトリックス会計(40年ほど前の大学生時代にゼミでMGをやった記憶があります)で使われていた言葉で、固定費を粗利で割った比率でこちらも率が低いほど利益に余裕があることを示します。

以前、同友会の会合で出席者から聞いた言葉に「販管費を賄う粗利」を稼げと営業マンに言っているという経営者がいました。製造業ではなく商品を仕入れて売るような商売であれば固定費はほぼほぼ販管費(販売費および一般管理費)ですから、この「販管費を賄う粗利」はF/M比率をより多くの人が理解できるように分かり易くした言い方ですので、聞いたときになるほどと思ったのでした。

 

 

 

 

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経営者に求められること

木曜日, 4月 8th, 2021

2012年6月3日のブログ記事「管理会計の面白さ 1.「管理会計の基礎」より」には次のように書きました。

「 経営者は何のために行動しているのかといえば、企業をめぐるいろいろな利害関係をもった集団の利害をまとめ上げ、これらを調整しながら、企業の本質的な目的を追求していくものだといえる。経営者というのは、企業の精神を象徴しているといっても過言ではない。」
『管理会計の基礎』(溝口一雄 中央経済社 1987年)

会社に関係する人たちのためには会社は永続する必要があり、そのためには経営の余裕である利益が必要です。そのうえで、お客さんはより良いサービスや商品をより安価に手に入れることができればという思いがありますし、働く人々はより高い給与より良い待遇を求めるでしょうし、仕入先や取引先も自社の利益は確保したい、そういう「企業をめぐるいろいろな利害関係をもった集団の利害をまとめ上げ、これらを調整しながら、企業の本質的な目的を追求していく」ことが経営者に求められるのです。

 

 

 

 

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損益分岐点7

月曜日, 3月 1st, 2021

損益分岐点となる売上高を求める式は以下のようです。
損益分岐点売上高=固定費÷限界利益率
さらに、目標利益を得るために必要な売上は以下のようです。
目標利益に必要な売上高=(固定費+目標利益)÷限界利益率

限界利益率とは限界利益額を売上額で割ったものです。ちなみに限界利益率と変動費率(売上に占める変動費の割合)を合計すると100%となります。

さて、目標利益に必要な売上高=(固定費+目標利益)÷限界利益率 という式から、次のことがわかります。
1.固定費を減らせば同じ売り上げでも利益がでてくること
2.限界利益率が向上したなら(変動費率が下がれば)、目標売上は小さくなること

利益を上げるためには、固定費の削減、変動費率の低減が大事だということがわかります。

 

 

 

 

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損益分岐点6

日曜日, 2月 28th, 2021

昨日のラーメン店の話は、月の固定費が100万円、750円のラーメンを2000杯150万円分売れば、変動費50万円、限界利益100万円で利益も損失もない損益分岐点となるというものでした。

利益が無くても、今支払うべき費用がまかなえているなら良いじゃないか、そんな声が時々聞こえてきます。しかし、利益がないということは、昇給や新たな採用の費用を支払う余裕がないということであり、研究開発などの将来に向けた経費も捻出できないということです。

そして、新型コロナ、東北大震災、リーマンショックなど売上に影響を及ぼすことは必ず起きてきますが、その時に余裕がなければ切羽詰まります。売上がゼロになっても半年や一年給料の支払いは大丈夫という会社は、毎年利益を積み重ねている会社です。

利益は会社の利益であり、経営者が勝手に懐にいれるものではありません。会社の将来のための余裕なのです。働く人のためにもお客さんのためにも、また取引先や地域なども含め、すべての関係する人たちのために会社は永続組織、ゴーイングコンサーンを目指していかねばなりません。会社の永続のためにも経営の余裕である利益が必要なのです。

 

 

 

 

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損益分岐点5

土曜日, 2月 27th, 2021

昨日の話で固定費、変動費という言葉がでてきました。家賃など売上の増減に関係なく一定額かかる費用を固定費と呼び、仕入など売上の増減に比例してかかる費用を変動費と呼びます。

今、家賃や人件費など固定費が月100万円かかるラーメン店があったとします。ここで1杯250円の原価をかけて750円で販売するラーメンを売るとします。1杯売るごとにかかる250円の費用が変動費です。そして、売値750円から変動費250円を引いたものを限界利益と呼び750円-250円で一杯につき500円の限界利益が得られます。

さて、ここで問題です。
毎月の固定費100万円をまかなうには何杯のラーメンを売ることが必要でしょうか?

ラーメン一杯売って手元に残る限界利益は500円ですから、固定費100万円を限界利益500円で割ると1,000,000円÷500円で2,000杯販売して、やっと費用をまかなうことができます。

ブログ記事のタイトルになっている「損益分岐点」とは売上と費用がとんとんで利益がゼロの売上額のことをいいます。
2,000杯販売した時の売上は750円×2,000杯で1,500,000円、変動費は一杯250円× 2,000杯で500,000円、固定費は最初にあったように1,000,000円ですので、費用合計は変動費と固定費を足した 1,500,000円となり、これが売上と費用が一致し利益がゼロとなる損益分岐点売上でした。

 

 

 

 

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損益分岐点4

金曜日, 2月 26th, 2021

会社の永続のためには利益は不可欠です。では、その利益を稼ぐにはどうしたら良いのか?

当たり前のことですが、売上から費用を引いたものが利益です。であれば、売上を増やす、費用を減らす、それらを同時に行う、これらのことにより利益が増えます。

売上を増やすといっても原価を割るような安い価格で販売すれば、販売額は増えるかもしれませんが、利益どころか赤字が増えてしまいます。

費用には変動費と固定費という2種類の費用があり、商品の原価のように売上の増減に伴って増減する費用を変動費と呼び、事務所の家賃などのように売上の増減に関係なく一定額の費用を固定費と呼びます。

費用を抑えるということは、変動費と固定費を抑えるということになります。

 

 

 

 

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損益分岐点3

木曜日, 2月 25th, 2021

なぜ会社に利益が必要かという話で、昨日は下図の構成について説明しました。

会社が潰れるのは、支払うべきものが支払えなくなったときです。そうならないためには貸借対照表の資産の部にある現預金の余裕が無くてはなりません。その余裕を作るためには、負債を増やすか純資産を増やすしかありません。負債は返済の必要がありますので、できれば純資産を増やしたい、そうなると普通の中小企業のとるべき方法はまずは毎年の利益を増やし、利益剰余金を増やしていくことでしょう。

利益とは経営の余裕だといえます。利益が無い状態では現在の支払い額が増えると赤字になりますし、そうであれば昇給などできなくなります。また売上が下がり粗利が減っても赤字となります。今回の新型コロナのように世の中は何が起こるかわかりません。将来に向けた費用の増加や何らかのアクシデントによる収益低下を乗り越えていくためには、やはり余裕が必要なのです。

 

 

 

 

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損益分岐点2

水曜日, 2月 24th, 2021

タイトルは「損益分岐点」となっていますが、内容としてはなぜ会社に利益が必要かという話です。昨日もお話ししたように、お客さんへの価格は損益分岐点、収支トントン、損しなければ良いではないか、そんなふうに思っている人が存在します。その人たちにどう説明をすれば理解してもらえるかという話です。

会計とは会社の実態を表すものです。会計には貸借対照表と損益計算書という代表的な2つの表があります。損益計算書はその年度の売上と費用、そしてその差額となる利益の額を示します。貸借対照表は向かって左側の資産の部と、右側にある負債の部、純資産の部にわかれます。資産の部には会社にある現預金などから始まる財産が示されてます。その資産を入手するためのお金の出所を示すのが、右側の負債の部と純資産の部で、人からお金を借りると負債の部に示され、返済の必要のない自分のお金、これは資本金のほか、毎年損益計算書に示される最終利益、当期純利益が繰り込まれる利益剰余金が代表的なものとなっています。損益計算書は毎年ゼロからスタートしますので、最終的な利益という結果だけが貸借対照表に反映する仕組みとなっています。

本日の話はここまで、続きは明日に。

 

 

 

 

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付加価値について 3

土曜日, 12月 19th, 2020

昨日、「 付加価値=売上 ― 売上を生みだすもととなるものを用意するために外部に支払った費用 」と書きました。
一方「売上 ― 費用(費用全般)=利益」であり、これは「売上=費用 (費用全般) +利益」ということで、これを上述の式に代入すると、「付加価値= 費用 (費用全般) +利益 ― 売上を生みだすもととなるものを用意するために外部に支払った費用 」 となり、整理すると「 付加価値= 費用 (費用全般) ― 売上を生みだすもととなるものを用意するために外部に支払った費用 +利益 」となります。

これはどういうことかというと、給与や賞与を始め会社の諸々の費用(ただし 売上を生みだすもととなるものを用意するために外部に支払った費用 は除く)と利益を付加価値が賄っているということであり、この付加価値とは自分たちが創り上げたものだということです。

「 売上を生みだすもととなるものを用意するために外部に支払った費用」とは、仕入れて販売する業態であれば売上原価となりますし、製造して販売する業態であれば製造原価のなかの人件費など会社内部のための費用を除いたものになります。

つまり、会社で必要な費用の多くの部分と会社の利益を生み出しているのは、そこで働く人たちによってなされているということで、強調したいのは、これが社会を動かしていく原動力になっているのだということです。

 

 

 

 

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