Archive for the ‘管理会計’ Category

一歩踏み出す背中を後押しする

金曜日, 9月 25th, 2020

9月23日に北海道中小企業家同友会西胆振支部9月例会で、経営者のための会計入門講座の講師をしてきました。会社の動きと貸借対照表、損益計算書の関係が紐づくように基本的なことをざっくりと理解できるようにお話ししてきたつもりです。

講演後の懇親会や講義アンケートをみると、「ざっくりと理解する」という目的は達せられたようです。また、ある程度理解していた人たちには、従業員の皆さんへ説明するノウハウを感じてもらえたと思います。

世の中の中小企業経営者の多くは会計のことを知ろうとしていません。会計の入り口の扉を自ら開くことがないのが現状です。そこで、このような講座をひらき、門の中の会計の世界がどんな様子かをガイダンスし、扉を開け、そして中へ一歩踏み出す背中をそっと押してあげる、そんな役割が世の中には必要なのだと確信しています。

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ちょっと過密なここ1ヶ月の同友会活動

水曜日, 9月 16th, 2020

私は北海道中小企業家同友会札幌支部経営指針委員会の副委員長として全道の経営指針の実態調査や経営指針実践ゼミの運営、管理会計の勉強会などを担当しています。

実践ゼミは現在1期から3期の3グループが活動しておりそれぞれの月一度の勉強会にサポーターとして参加しています。また、毎月経営指針委員会が開かれますので毎月4回は経営指針と関わります。

そして、今月下旬からの1ヶ月が大変です。

まず9月23日に西胆振支部の例会で管理会計講座を、週明けの28日には苫小牧の経営指針研究会でやはり会計講座を担当します。また29日から4回にわたって企画されている「経営計画見直し講座」にも2回は会計講座の担当として、残りの2回は実践報告を受けてのコメントをする役割で出席します。

日が近づくにつれて、他の予定との調整で苦労するようになってきました。
しかし、以前には、ほぼ毎日昼と夜は同友会で弁当を食べているという方のお話を伺ったこともあります。それに比べればまだまだです。

 

 

 

 

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節約の無限の可能性

火曜日, 9月 15th, 2020

売上から費用を引いたのが利益ですから、売上が下がってもそれ以上に費用が下がれば利益は維持されます。そうはいっても費用の節約には限りがあるから・・・と思うのが普通でしょうが、節約にはあの手この手の工夫がありそうです。

最近聞いた話ではクレジット会社へ支払う加盟店手数料を負けてもらうということもあるそうです。確かにインターネットで検索するとクレジット会社と交渉することや、それを商売とするコンサル会社があることがわかります。

また、我が家では最近給湯設備を取り替えましたが、これによりガス代が2割ほど安くなりました。新しい機器で燃費効率が上がったという要因もあるでしょうが、大きな原因として入替を期に、業者のすすめで給湯温度を4度ほど下げたことがあります。
そういえば学生のころ飲食店でアルバイトをしたときに、お湯を出しっぱなしにして洗うのではなく、ため洗いしなさいと指導されたことがありました。

気づかないだけでいろいろなところに費用節約の方法があるのだろうと思います。

 

 

 

 

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経営者のための基礎講座

金曜日, 8月 21st, 2020

8月15日付の「中小企業家しんぶん」に宮城同友会代表理事の玄地学さんによる「同友会の経営基礎講座の経験を生かしたコロナ禍における経営計画の見直し」という記事が掲載されています。

宮城度友会では今回の新型コロナによる経営環境の激変に備え、経営計画の見直しを発信し、それがスピーディーに行えたという記事です。
見直しの内容は、「自社の財務体質を確認し、固定費と変動費に分けた管理会計から今後半年後、一年後にどれくらい資金が必要かを沿うてして補助金や支援金、給付金を活用しながら金融機関との交渉を促すもの」だそうです。

宮城同友会では、経営指針を作ろうとする経営者でも、以下の二つの課題があることに気づき、そのやり方を教える場として「経営基礎講座」を作っていたため、上記の発信がスピーディーに行えたとのことです。

二つの課題とは、
・現状認識が弱いこと
・財務分析・経営計画ができないこと
です。

北海道道友会でも同じ認識で、経営指針委員会が中心となり、北海道版の基礎講座を開催する計画が進んでおり、昨日参加した会議でもそのことが議題となりました。

この話、しばらく続きます。

 

 

 

 

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外部環境の変化とその対応

水曜日, 7月 1st, 2020

昨日までの中国語の話は一旦中止にして、今日は外部環境の変化とその対応について書きます。

私が非常勤講師をしている「管理会計論」では、学生に自分が起業するとしてどんな会社を起業したいのかを考えてもらう時間があります。そこでは経営理念、ビジョンを考え、外部環境を検討したうえでの経営方針・戦略を考えるということをします。

その外部環境の検討に関する学生レポートに、外食産業の2019年売上は前年より微増でその原因は外国人客の増加と法人交際のためだという引用がありました。

このような外部環境の変化を検討していれば、その変化に合わせて2020年の計画を練った会社もあるでしょう。

しかしながら、新型コロナウイルスの影響で海外からの渡航者は途絶え、企業もテレワークや三密回避で会合や接待などは激減でしょう。

計画とはあくまで今までの流れを前提にしたもので、その流れ自体が急変しては計画通りにすることはできません。

では計画できない状況の時にはどうするべきか、これについては明日のブログで検討します。

 

 

 


 

 

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手持ち資金の増やし方 その5 最終回

火曜日, 6月 9th, 2020

「損益計算書の売上を増やすことによって現金を増やすことができるではないかという声があがりそうですが、それについてはまた明日」と昨日書きました。

商品やサービスの代金として現金を受け取れば確かに手元のお金は増えます。
しかし、それは上の図の下の四角、損益計算書の世界の収益として得た現金であり、そこから費用を支払わなければなりません。費用を支払った後の利益が自由に使えるお金です。

できることなら、お金を受け取った時点で、これは仕入れの分、これは人件費の分などと支払うべきお金に色をつけておければ良いかと思いますが、なかなかそうはできず、お金に色がついてないので勘違いしがちかと思うのです。

以前、聞いた話に、ある店である商品の安売りを始め、それを知った同業者からその商品の卸元へ「あそこはあんな安売りをしているがどれだけ安く卸しているんだ?うちにも安く卸してほしい」という苦情があったそうです。
卸元は安く卸しているわけではなく、安売りしている店が、目先の現金欲しさに採算を度外視して安く販売していたという事情でした。
それを知った卸元は、この店は危ないと判断し取引停止としたとのことです。
そして、ほどなくしてその安売りの店はつぶれたそうです。

 

 

 


 

 
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手持ち資金の増やし方 その4

月曜日, 6月 8th, 2020

今日は現預金以外の資産の現金化の話です。

貸借対照表の向かって左側「資産の部」には流動資産、固定資産、繰延資産が並んでいます。
現金や各種の預金は流動資産のトップに記載されています。
流動資産とは、現金化されることが目的の資産ですので、いずれ現金化するのですが、つけで販売した分である売掛金を得意先にお願いして約束より早く支払ってもらったり、さらには現金前払いでの取引をお願いして売掛金としないということもありえます。

固定資産は本来現金化する目的ではなく、長期(1年以上)に渡って保有する性質の資産です。
また各勘定科目に記載されている金額は簿価であって、その価格で誰かに売れる保証があるわけではありません。

最近、盛和塾の過去の機関誌を読んでいたら、経営危機におちいり、父で創業者である会長にバブル時に買った土地を簿価で買い取ってもらったという体験談がありました。このような現金化の手はありますね。

また、契約の見直しにより保証金を減額してもらうという話も聞いたことがあります。

少しでも多くの現金化のためには、今一度貸借対照表を見直してみることですね。

なお、固定資産売却に伴って、簿価との差額で発生した利益や損失分は損益計算書上の固定資産売却益や固定資産売却損に反映されます。

今、損益計算書の話をしましたが、商品やサービスを現金で買ってもらったら、つまり損益計算書の売上を増やすことによって現金を増やすことができるではないかという声があがりそうですが、それについてはまた明日。

 

 

 


 

 

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手持ち資金の増やし方 その3

日曜日, 6月 7th, 2020

一昨日から下図を使って、手持ち資金(現預金)を増やすには、
1.負債を増やして現預金を増やす
2.純資産の資本金を増やして現預金を増やす
3.純資産の利益剰余金を増やして現預金を増やす
そして、現預金以外の資産を現預金化するという手もある
という話をしてきました。

支払いができなくなった時が倒産ですから、急激な売上げ減などで手持ち資金に窮した場合、借入に頼ることも仕方がありません。しかし、負債である借入とは将来稼ぐであろう利益を利息を払って先に受け取るということであり、今後利益を出して返済していかねばなりません。
政府の新型コロナ対策で無金利となったとしてもこの構造は変わりません。

そういう意味では借入より出資者を募って増資、資本金を増やすことができれば良いのですが、前回までに書いたように、中小企業ではそうそうできない話です。と、今までずっと書いてきたのですが、これにチャレンジしてみる価値は高いと思うようになってきました。
今はこのような時期なので仕方がないが、将来性を買ってもらうということです。

そんなことを考えていて、思い出したのが最近耳にすることが多くなった「劣後ローン」という言葉です。正確には資本性劣後ローンという言い方をするようですが、これは返済順位の低い借入で、負債ではあるものの自己資本比率の算定時には自己資本として加算されるというものだそうです。

資本金は会社倒産時には紙切れになってしまうので、それが増資の難しさでもあるのですが、劣後ローンも返済順位が低いため同様に紙切れになるリスクがあり、そのために自己資本算入が許されるのでしょう。

政府の新型コロナ対策も、当初は劣後ローンや優先株による資本注入は大企業向けの政策でしたが、第2次補正予算では中小企業向けの資本支援の仕組みをつくるようです。

明日は、現預金以外の資産の現金化の話をします。

 

 

 


 

 

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手持ち資金の増やし方 その2

土曜日, 6月 6th, 2020

昨日は下図を使って、手持ち資金(現預金)を増やすには、
1.負債を増やして現預金を増やす
2.純資産の資本金を増やして現預金を増やす
3.純資産の利益剰余金を増やして現預金を増やす
という3方法をあげ、そして、(付け加えるなら、現預金以外の資産を現預金化するという手もありますが、この話はまた後日・・・)と追記しました。

今日は、3の利益剰余金を増やしながら現預金、手持ち資金を増やす話を解説します。

上の図の下の四角は損益計算書を表しています。
損益計算書の基本は単純で、収益から費用を引いたものが利益となるというものです。
実際には収益にも売上や営業外収益、特別利益など種類がありますが、図では一括して収益としています。そして費用にも売上原価、販売費一般管理費、営業外費用、特別損失などありますが、一括して費用としています。
上の図の収益と費用の差である「利益」は正確にいうと「税引前当期純利益」です。
そこから法人税などを控除したものが最終的な利益である「当期純利益」です。
そして、この「当期純利益」が貸借対照表の利益剰余金に組み込まれていく仕組みとなっています。

・損益計算書は会計期間が過ぎたら、収益ゼロ、費用ゼロ、利益ゼロの状態にリセットされます。となると前期の利益(または損失)を貸借対照表のどこかに反映させなければ数字の継続性が保てません。

負債である借入をして現預金を増やしてもそれは返済しなければなりません。
資本金を増やすということはそうそうできることでありません。(とは言いながら出資者を募ることができる会社にするというのも一つの手ではありますが)
となれば、毎年利益を上げて貸借対照表の純資産の部にある利益剰余金を増やしていくことによって、資産を増やしていく、さらに、資産の中でも現預金を手厚くしていくことが、今回の新型コロナショックのような「まさか」の出来事に備える最善の方法だということになります。

多くの会社の従業員の人たちは(一部の経営者も)「会社の利益」がどうなるのか理解していません。理解していないのに売上目標!経費節減!利益目標!などと会社から尻を叩かれても自発的なモチベーションは湧いてこないでしょう。

自分たちの未来の生活の基盤である将来の会社を盤石なものにするためにも毎年毎年利益を上げることが必要なのだという共通認識を持つことが大事なのだと思います。
そのためには、経営者は従業員にこのような仕組みを理解してもらえるように説明することが必要です。

明日以降、最近話題になっている中小企業向けの資本性劣後ローンの話、そして現預金以外の資産を現預金化する話をしようと思います。
このシリーズもうしばし続きます。

 

 

 


 

 

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閉店前の値引きの是非

火曜日, 6月 2nd, 2020

最近は値段は高いけど生で食べてもおいしいという高級食パンが流行っているようです。
我が家でも最近購入しましたし、友人もおいしかったとSNSに感想を述べています。

それで気になったのが、高級食パンの原材料や原価です。
何の違いが値段の違いになっているのか?
ググってみると高級食パンはやはり高級な原材料を使っており、一部には原価率(ここでは原材料費の率)50%を超すものもあるそうです。
飲食店などでは食材の原価率は30%以下が原則といわれていますが、中には焼肉や回転ずしなど素材勝負の店では原価率50%を超えるメニューも提供していますので、パンも全体でいえば30%以下の原価率にはなるのだと思います。(感覚的には普通のパンなら10%以下でもおかしくないかなと思います)

さて、そのパン屋さんで気になるのは閉店間際のパン屋さんでもたくさん商品がならんだままの店をみかけることです。たぶんほとんどの商品は廃棄処分となるのでしょう。
また、一部のパン屋さんでは閉店前の時間に割引販売をしていますが、そうすると列を作って割引のパンを買おうとする人が増えその分定価のパンが売れなくなります。

管理会計的に考えると、損益分岐点を超えていたなら限界利益がマイナスとならない価格で販売しても良いということになりますが、お店のブランド・評判を考えると・・・という考えも出てくるでしょう。

私の管理会計論の授業や経営者向けの管理会計講座では、値引販売の是非問題やラーメン店の値決め問題などが演習課題で出てきます。

 

 

 


 

 

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