‘書籍紹介’ カテゴリーのアーカイブ

社長ごっこ・経営ごっこ

2019年9月13日 金曜日

このブログの6年前に書いた「社長ごっこ、経営ごっこ」という記事ですが、時々、この人もそうだよなという思いが沸き上がります。

以下、6年前の記事を引用します。

 

「経営とは、他人を通して事をなすこと」という言葉を紹介した「よき経営者の姿」(伊丹敬之 日本経済新聞出版社 2007年 1680円)には、次の一節が載ってますのでご紹介します。

「まず、自分には能力があって社長になったと思い込む。そして、能力を確かめたくなる。かっこをつけたくなる。そのため、社外のいろいろな会合(できるだけハイレベルで有名人が集まる)に頻繁に顔を出すようになる。そこで得た情報が最先端の情報、時流と思い込み、社内ではオレしか知らない、とひそかに自慢に思うようになる。そして、その情報をもとに、『社長ごっこ』『経営ごっこ』が始まる。
かっこよく業績を上げることを考え、それは難しくないと思い始める。それが簡単ではない現実を見ると、うちの会社は本当に馬鹿ばかりでどうしょうもない、という発言をするようになる。社長の集まる会合でも、同じような素質を持った社長連中が集まっているため、『うちはだめなやつが多くて』とお互いに愚痴を言って、満足するようになる。
そして、また自社に戻って、社長ごっこ、経営ごっこをする。それは、業種が異なっても同じである。集まっては散らばり、を社長たちはあちこちで繰り返して行うのだから、社長ごっこの誤りは日本中に広まり、みんながグローバルスタンダードに従え、と言い出すことになる。」

 


 

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15分という時間

2019年4月21日 日曜日

北海道十勝を舞台としたNHK朝の連続ドラマ「なつぞら」が放映されています。
私自身、帯広の出身ということもあり、毎話興味を持って見ていますが、15分という短い時間に詰め込まれた情報量に驚いています。

視聴者はセリフや映像で示されたことをもとにあれこれ想像します。
天陽くんは神田日勝がモデルなのではないか?
お菓子屋さん雪月は柳月か六花亭か?
晩成社のバターの紹介があるなら、六花亭のマルセイバターか?

十勝に関する知識が豊富な人ほど、あれこれ思いが広がり、身近に感じるドラマですし、その一方、十勝のことを知らない人にとっても興味がわくような筋書きであることが朝ドラには求められているのだと思います。

そう考えると脚本家に求められる能力はなかなかのものだろうと思いますし、今回の脚本を書いている人が、十勝をどのように取材をし、どの部分に興味を持ったのかということにも興味がわきます。

15分という限られた時間に込められた情報量に感心しています。
この15分という時間の話、明日も続きます。

 

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まっすぐ進むには、遠くの目標が必要

2019年3月3日 日曜日

インターネットで中国映画を見ていて看板の言葉が気になり検索していていたら、日中友好新聞(2019年1月25日)の「等身大の中国人、中国文化」というコーナーに毛丹青さんの「父のいた雪景色」という文章を紹介したブログを見つけました。
(そのブログはこちらです 広島からニイハオ 毛丹青と「知日」

 

毛丹青さんが8歳の時、お父さんと雪道をまっすぐ走る競争をします。
ゴールにたどり着き、振り返ると毛丹青さんの足跡は蛇がうねったようであり、お父さんの足跡は一直線。お父さんはこう言います。
「いいか、早くまっすぐ走るためには、足元を見ちゃだめだ。遠くにある目標を見つめていなければいけないよ。目標をしっかり自分の目線の先に置いていなければならない。そのうち、君もきっと分かってくるよ」

一歩一歩進んでいくのが大変な時、ついつい足元を見てしまいます。
しかし、そうしていては右へ左へずれるのにも気づかず余分な遠回りとなってしまいます。
まっすぐ進むためには、遠くに目標を立て、それを目指して歩を進めることです。

人生や経営にはビジョンが大事ですね。

  

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人生が二度あれば

2019年2月6日 水曜日

「人生が二度あれば」、これは井上陽水が、65才と64才になる父母が老いたことを歌った曲のタイトルです。1972年の発売ですから、今からもう50年ほど昔の話となります。今の時代で60代で老いたと歌ったら大勢の批判を受けそうです。

さて、昨日のこのブログのタイトルは「一度しかない人生だから」、そして今日は「人生が二度あれば」です。
でも、本当に人生は一度だけなのでしょうか?

ずっと臨床医をし、その後、東大医学部の教授となった矢作直樹さんの「人は死なない」という本の冒頭に、人生が一度だけ、死んだら終わりなら、犯罪行為を含めて人はやりたい放題のことをするのではないだろうか、なぜそういうことを抑止する「良心」というものがあるのだろう、そんなことを幼いころに考えたというような意味のことが書かれています。

この「良心」とは何なのか?
続きは明日です。

  

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「男子、三日会わざれば刮目して見よ」

2019年1月28日 月曜日

昨日1月27日の北海道新聞のコラム「卓上四季」の書き出しが、「男子、三日会わざれば刮目(かつもく)して見よ」でした。テニス全豪オープンで優勝した大坂なおみ選手を話題にしたものでしたが、この「三日会わざれば刮目して見よ」の言葉の意味はなかなか深いものだと思います。

この言葉の出典は三国志で、呉の武将である呂蒙(りょうも)の故事からです。
武芸に秀でていたが学問の方はさっぱりだった呂蒙に、呉の王である孫権が学問を勧め、呂蒙はそれに応えて書を読む習慣をつけ、知識・教養を身につけます。無教養な呂蒙を軽蔑していた知識人の魯粛(ろしゅく)はその話を聞き呂蒙に会いに行き、その成長に驚きます。その時、呂蒙が言ったのがこの「男子、三日会わざれば刮目して見よ」であり、人はわずかな時間でも成長することができるのであり、久しぶりに会うのであれば以前の先入観にとらわれて見てはいけないという話です。

人が成長するためには、新しい習慣が必要です。
目標をさだめ、悪い習慣(目標に反する習慣)をやめ、良い習慣(目標にそった習慣)を続けることにより、人はいつでも成長していけるのだと思います。

  

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人生の目的 2.シェリー・ケーガン著『DEATH』

2019年1月19日 土曜日

昨日「人生の目的」というタイトルで人生の余命について書きました。
人生ということを考えるには、人生の終点を考える必要があり、その終点は死ということです。
そんなことが頭にありながら、昨日の夜に入った紀伊国屋書店札幌本店で目に飛び込んできたのが、イエール大学教授シェリー・ケーガン著の『DEATH』という本でした。

この本で「シェリー先生」は、「魂」という非物質的なものは存在しなく、かといって「身体」が滅んだ時が「死」ということではなく、同じ「人格」(信念や欲望、記憶、目標など)を持っていることが生き続けていることだといいます。(通常、身体が滅んだ時、人格も消えて、それはやはり死ということになりますが・・・)

ここまで第1章「『死』について考える」(「日本の読者のみなさんへ」を含む)に書かれていることでした。

「人生の目的」というブログテーマの続きは、もう少しこの本を読み進めた後に書こうと思います。たぶん、それは来週後半あたりになりそうです。

もう少し『DEATH』より紹介します。
たとえば900才以上まで生き続けられるとしたとき、人格はゆっくり変化し、100才や200才の「若造」の時と900才の人格はすっかり別物になったとすると、それは「生き続けるが、生き続けることから得たいと思っているものを得られない」ことであり、このようなことを考えることが、「生き続けることに関して何が自分にとって究極的に大切かを判断する助けになる」と書かれています。
  

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うさぎとかめ

2019年1月15日 火曜日

野球選手で生涯打率3割と2割5分では大きな違いがありますが、5分とは5%、つまり100打席で5つのヒットの差であり、これは20打席で1本ヒットを多く打つか打たないかのわずかな違いだといえます。

この話は、公立中学校の陸上部で7年間で13回の日本一に導いた元教師である原田隆史さんの「成功の教科書」に書かれていたものです。

一流とそうでない人の違いは常に自分の力を最高のレベルに近いところで出すことができているかどうかということが大きな違いであるとその本を読むと理解できます。

そう考えるとやはりうさぎは一流にはなれないですね。

  

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徳と才能

2019年1月6日 日曜日

昨日、リーダーには倫理観が必要だと書きましたが、その後、徳と才能とどちらが大事かという下記の司馬光の引用を読みました。

「才徳兼備の人を聖人といい、才徳ともにない人を愚人という。徳があり才能の足りない人を君子といい、才能がありながら徳が足りない人を小人という」(機関誌『盛和塾』48号,p.56)

調べてみると出典は司馬光(司馬温公)の『資治通鑑(しじつがん)』だそうです。

リーダーの資質としては才は関係なく、徳が問われるのだと思います。

  

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映画・テレビで見るリーダーシップ

2019年1月5日 土曜日

年末に、1998年の映画「プライベート・ライアン」を動画配信サイトで見ました。この映画を見るのはたぶん4~5回目だと思いますが、今回は新たな発見がいろいろありました。やはり映画は繰り返し見るべきものですね。

映画の内容は、4兄弟の兄3人が戦死してしまったライアン2等兵を本国送還させるために、トム・ハンクス演じるミラー大尉が7名の部下を従えて戦闘の激しい地域をライアンを探し尋ねるというものです。

この過程でミラー大尉の方針に反対する者、あからさまに反抗する者、それを武力で鎮めようとする者、リーダーシップとメンバーシップ、チームワークが見事に描かれておりさすがにスピルバーグ監督だと思わせます。

また、年が明けてからは動画配信サイトNETFLIXが配信する政治ドラマ「サバイバー」を見ています。こちらはアメリカ議会議事堂が爆破され大統領を含む議員らトップリーダー達が死亡し、キーファー・サザーランド演じるカークマン都市住宅開発長官がはからずも大統領となってしまい、リーダーシップを発揮せざるをえなくなるというドラマです。

この二人のリーダーに共通するものは、もと教師という設定であり、しっかりした倫理観を身につけているというところです。
リーダーシップには倫理観が必須の要素なのだと改めて思います。

  

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ものごとを成し遂げる成功の技術

2019年1月2日 水曜日

「大きな夢を描き、その夢を具体的な目標に変える。そして目標に近づくための具体的な方法を考え、毎日やり続け、自分でやり切る。そして最後まで自分で責任をとる」、これは原田隆史さんの『 成功の教科書 熱血! 原田塾のすべて』からの抜粋です。

原田さんは中学校教師時代に大阪市内の公立中学校の陸上部を7年間で13回の日本一に導いた人で、成功するためには成功するための技術がありそれを身につける必要があると成功のための方法を説きます。

冒頭の抜粋部分ですが、なぜ大きな夢でなければならないのか、どうして具体的な目標に変える必要があるのか、目標に近づくための具体的な方法を考えるにはどうしたら良いのかなど、体系だって『成功の教科書』に書かれています。

「一芸に秀でる者は多芸に通ず」といいますが、それは成功の技術を身につけているからなのでしょう。

  

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