‘復刻分’ カテゴリーのアーカイブ

マラソンと経営

2009年7月13日 月曜日

?京セラ名誉会長、稲盛盛和塾塾長の経営講話集の5巻に「マラソンと経営」という話があります。

 私は4年ほど前からジョギングを始め、時々、ハーフマラソンやフルマラソンの大会に参加していますが、昨日の日曜日にもフルマラソンの大会に参加してきました。走りながら、そういえば「マラソンと経営」という講話があったなぁ…と思い出してましたので、これについて少しお話したいと思います。

 講話のなかで塾長は次のようなお話をされています。
バルセロナオリンピックの女子マラソンにでた京セラの山下選手とそのコーチに、塾長はスタートからトップについていくことを求めます。コーチはバルセロナの気象条件をかんがみ前半を抑えていくように考えてました。実際のレースではトップについていくことはせず、結果4位となりました(有森選手が銀メダル)。4位入賞で喜ぶ山下選手を塾長は「馬鹿者!」と怒ります。

 マラソンの素人は黙っててくださいというコーチに対し、塾長は、マラソンは素人だが世界相手の競争は積み重ねてきていて現在世界のトップレベルで戦っているという自負があります。

 さらに戦後に設立した京セラが戦前からの会社に追いつくためには、マラソンを100m走のように全速力で走らなければならないと考え、全速で走り、株価日本一になるなど日本を代表する企業に育てました。

 この京セラの発展についての話で、大阪証券所2部に上場したとき、塾長は語ります。
「やっとトップ集団の背中が見えてきた」と。

 昨日、走っていて改めて感じました。前方集団の姿、背中が見えてきたら必ず追いつき追い越せると。
今まで見えていなかった背中が見えるとは、相手より速いスピードで走っているということです。わずかなスピードの差であっても、相手より速いのであれば追いつき追い越すのは時間の問題です。

 塾長の100m走のようにという例えは、最初は無茶な感じがしますが、マラソンでも走りこんでいくと、どんどん速度はアップしていきます。走力がつき走るスピードが高まってくると、遅いスピードで走ると逆に疲れるような感じもあります。

 今、実際に100mを全速力で走っても、結構時間がかかるでしょう。しかし、それを繰り返せば、徐々にタイムは短くなるはずです。経営は1日限り、1回限りのレースではなく、毎日ずーっと続くものです。毎日全力でことにあたることにより、昨日よりは今日、今日よりは明日、タイムが縮まっていくのでしょう。

 今まで見えなかった前方集団が見えてきたら、必ず追いつき追い越せます。

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「平成21年7月14日に過去記事を消去してしまいました。この記事はデータを元に復刻させたものです。」

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従業員の経営参加

2009年7月12日 日曜日

 一昨日の「従業員 vs お客様 どちらが大事?」で、
「経営者も従業員も同じ人間です。経営理念を従業員が中心になってまとめている会社もあります。
経営者が、「自分より優秀な人材に囲まれて幸せだ」と思えるような会社が、最高の会社なのかもしれません。」
と書きました。

 北海道中小企業家同友会の経営指針委員会などで話を聞いていると、従業員が積極的に経営参加している会社の話をちらほら聞きます。田中傳右衛門社長の和装品卸「株式会社 和光」さんや、中西社長の「株式会社どうきゅう」さんなど、経営理念の策定や、事業計画の立案、業績の評価など従業員が中心になって行っているようです。

 昨日、P.F.ドラッカーの話をちょっとだけ紹介しましたが、どうやら、ドラッカーの勉強会に参加されている会社に、従業員参加型経営の会社が多いことに気がつきました。となると、ドラッカーについて調べてみたい気持ちになってきます。

 ですが、考えてみれば、盛和塾の稲盛塾長も「全員参加で経営する」と言ってます。
京セラの場合、アメーバ組織が経営の単位であり、各アメーバーは自主独立で経営されており、そこでは誰もが自分の意見を言い、経営を考え、それに参画できるようになっています。

 稲盛塾長は次のように語っています。
「『全員参加の経営』とは、『考えるベースを共通にする』ということなのです。」
「私が京セラの経営に携わるなかで確信したことは、労働者と経営者とが互いに意識を高めあい、同じくらいのレベルを維持している企業が一番強い、ということでした。」

 今年から盛和塾札幌では、月に一度分科会が開かれています。その分科会の進行役、回転寿司花まるの「株式会社はなまる」清水社長は、100%稲盛塾長を信じ、塾長の教えの実践に専念されて、業績を伸ばしています。余計な情報に時間を使うことなく、もっとも効率的な方法のように思えます。

 チルチルとミチルではありませんが、「青い鳥」は最も手近なところにあるのですね。

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従業員 vs お客様 経営の目的とは

2009年7月11日 土曜日

?昨日の「従業員 vs お客様 どちらが大事?」から、もう少し、続きます。

 京セラ創業者、経営者の勉強会、盛和塾の稲盛塾長はこうおっしゃってます。

 会社を作って3年目に、高卒で雇い入れた新入社員が団交を申し込んでき、連判を押した申入書を持ってきて昇給やボーナスの保障を求めたそうです。その時のことをこう記述しています。

 「彼らと三日三晩にわたって話し込むなかで、私は『会社の目的とは何か』ということをつくづく考えさせられました。企業経営の真の目的とは、技術者の夢を実現するということではなく、ましてや経営者自身が私腹を肥やし、豊かになることでもない、現在はもちろん、将来にわたって社員やその家族の生活を守っていくということにあるのだということに、私はそこで初めて気がついたのです。」

 昨日は、
「経営者が全てのお客様に対応することはできません。ですから、お客様を大事だと思うなら、お客様に接する従業員のことを第一に考える必要があります。 お客様に感謝をされるような従業員を育てる必要があります。」
などと書きました。

 昨日言ったことも必要なことではあるのですが、それ以前に、「現在はもちろん、将来にわたって社員やその家族の生活を守っていく」というプリミティブな考えを大事にし、全面に押し出すべきでした。どうも、目先、小手先の考え方を優先してしまっていました。

 何度もこのブログで紹介している、スリランカ初期仏教の長老、アルボムッレ・スマナサーラさんが、僧侶で作家の玄侑宗久さんとの対談をまとめた本、「仏弟子の世間話」(サンガ 750円+税)に次のような話がでています。

 「会社の決まりがあるのならそれを守るべきですが、会社の決まりよりは日本国民の決まりを優先しなければなりません。地球上の人間の決まりとなると、それはもっと大切になります。」

 稲盛塾長も、判断の積み重ねが経営であり、その判断の基準は、「人間として良いことか悪いことか」を判断材料にしたとのことです。

 経営の目的という、根本的な事柄に対する考え方ほど、シンプルでプリミティブな考え方であるべきだと気づきました。

 経営の神様、P.F.ドラッカーの「マネジメントの目的は人を幸せにすること」という言葉を思い出し、ネットで探っていたら、東京農工大学客員教授、今岡善次郎さんの「[ドラッカーと私] 妻が気づかせた使命」というPDFを見つけました。
http://drucker-ws.org/drucker&i/drucker&i_zimaoka.pdf
後日、ゆっくり検討したいと思います。

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従業員 vs お客様 どちらが大事?

2009年7月10日 金曜日

 昨日の、「従業員 vs お客様」の続きです。

 「お客様が第一」なのか、そのお客様に接する「従業員が第一」なのか。鶏が先か卵が先かのような話です。

 大事と言う意味では、どちらも大事に違いませんが、経営者がまず先に考え、行動をとるべき対象は、従業員でしょう。
経営者が全てのお客様に対応することはできません。ですから、お客様を大事だと思うなら、お客様に接する従業員のことを第一に考える必要があります。 お客様に感謝をされるような従業員を育てる必要があります。

 お客様に感謝されるような従業員を育てるには何が必要なのか。これに関しては、明日、またお話しようと思います。

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 経営者も従業員も同じ人間です。経営理念を従業員が中心になってまとめている会社もあります。
経営者が、「自分より優秀な人材に囲まれて幸せだ」と思えるような会社が、最高の会社なのかもしれません。

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従業員 vs お客様

2009年7月9日 木曜日

 なにか凄いタイトルになりました。

 本日、盛和塾札幌の分科会があり、稲盛塾長の説く「経営の原点12か条」の第一条、
「事業の意義、目的を明確にする」
について話し合いました。

 進行役の回転寿司花まるの清水社長が問いかけます。
「12か条は大事な順番から書かれているが、なぜ、1番が、事業の目的、意義を明確にするとこだと思いますか?」と。

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 京セラの経営理念の最初には、「全従業員の物心両面の幸福を追求する」とあります。
全従業員の幸福を追求するという事業の目的が一番大事ということは、
従業員に愛情を持って接すると言うことが企業活動の根幹となるべき大事なことだ、ということではないでしょうか。
 愛情を持って叱ることは指導であり、気に食わない奴だと思って怒ればそれは不幸な結果に終わるでしょう。

と、ちょっと変化球気味ですが、最近思っていたことを答えたのですが、そこから、では「従業員」と「お客様」どちらが大切なのかという話になりました。

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 同じような話をこのブログでも何度かしています。
また、分科会の冒頭で、「業績の向上につながらない勉強会は意味がない」という話もありました。
はたして、「従業員vsお客様 どちらが大事」というような話は、わざわざ話し合う価値があるのでしょうか。

 長くなりそうなので、続きは明日に。

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立場と役割

2009年7月8日 水曜日

先日お客様のところで作業をしていたら、パートさんと思われる女性が新人さんらしき人を叱っているのが聞こえました。

 どうやら新人さんが休憩にあがるさい、お客様の呼ぶ声が聞こえたはずなのに振り返らず休憩に入ったらしいです。

 「お客様の声が聞こえなかったの?」
 「聞こえていたらなら、なぜふりかえらなかったの?」
 「お客様は、あなたに声をかけたんじゃないの?」

 かなり厳しい口調で問いただしていました。
新人さんは、たぶん、言われたとおりの図星で、テレ笑いするしかなかったのかもしれません。

 「こんな話のときになぜニヤニヤしているの」
 「そんな人は、この店に必要ありません」

 本当に真剣に叱っていました。

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 後日、その会社の社長さんとお会いしたときに、その話をしてみました。
「うちの店では日常茶飯事です。」「古くからいるパートの人たちは、皆、お店を愛しているんです。」と、社長さんはおっしゃってました。

 今日の「立場と役割」というテーマは、昨日の「人を育てるということ」の、社長と社員という立場の関係での話、今月5日の「小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり」の、「非情」にも似た「大善」を行うには愛情が前提だという話、両方に通じる奥の深い話です。後日、また少しずつ掘り下げていきたいと思います。

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 先に気づいた人が、まだ気づいていない人に、気づかせるための行動をとる。

 これが大事で、気づいたのに気づかないふりをして放っておく、これが一番悪いことなのでしょう。
「見て見ぬふり」という言葉があるくらいですから、そういう人も多いのでしょうが…

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企業の永続と倒産

2009年7月7日 火曜日

 知っている人の会社が倒産することがあります。何社も見てきました。

 今日の新聞にこんな記事がありました。

 「緊急保証制度 道内、半年で2877億円」
中小企業の資金繰り支援として政府が昨年十月末に新設した緊急保証制度の道内の利用状況は、四月末までの半年間で1万6841件、2877億円にのぼることが北海道信用保証協会のまとめで分かった。
という記事です。

 信用保証協会が100%の保証をするので銀行がノーリスクで企業にお金を貸せるため、企業の資金繰りが楽になるというものです。 しかし、一時の資金繰りが楽になったとしても、経営の根本が変わらなければ焼け石に水です。一時の楽になっている間に経営の根本が変われるか変われないか、ここが肝心です。

 同じことが緊急保証制度を受けていない会社にも当てはまります。今のうちに、将来に備えた経営構造に変革しなければなりません。この将来に備えた変革というのが、一回限りではなく、常に行って行かなければならないのですが、ここをおろそかにすると倒産の危機が訪れるようです。

 ちなみに緊急保証制度ですが、企業が銀行に弁済できなくなったときには、保証協会が弁済します。ですが、保証協会はその回収を保証協会サービサーに依頼し、サービサーが経営者から回収することになります。
保証協会サービサーのQ&Aコーナー http://www.cgcservicer.co.jp/sub_09/sub_09.htm

 誰も倒産したくて経営する人はいません。なぜ倒産というリスクを背負ってまで経営者は経営するのでしょう。

 今日のタイトルは重く深いテーマですので、いろいろな角度から考えてみたいと思います。

 リスクと言えば、昨日の北海道新聞の「卓上四季」に劇作家の別役実さんが、喫煙にたいしての「有害なるものを摂取する自由」という表現が紹介されていました。

 いろいろなことで人間ってリスクを犯したがるものかもしれません。

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めぐり合わせ

2009年7月6日 月曜日

 このブログが始まったのが、今年1月5日です。半年たった計算です。

半年、180日以上続けてくると、ありがたいことに読者も徐々に増えてきている気配です。

ネットを通じて、また、ネットをきっかけに実社会での出会いの機会も少しずつ増えています。
本当にありがたいことです。

 本日は、盛和塾札幌分科会主催の懇親会でした。今年になってから開かれた分科会、稲盛塾長の教えを根っこから、もう一度勉強するというのが、この分科会です。

 いろいろお話したいことはあるのですが、整理したうえで、お話しすることにします。

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小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり

2009年7月5日 日曜日

 京セラ名誉会長であり、経営者の勉強会、盛和塾の稲盛塾長が時々おっしゃる言葉です。

 従業員の仕事ぶりをみて、まずいなと思いながらも、これぐらいならまあ良いかと思って見過ごすのは「小善」ちっぽけなまやかしの善であり、本人のためにならず、それは「大悪」大いに悪いことにつながる。「大善」大きな大いなる善は、従業員にとって辛く厳しいこと「非情」を要求しているかもしれないが、それはきっと彼らのプラスになる。
こんな意味で塾長はこの言葉を使われています。

 十五年以上前にこの言葉を初めて聞いたとき、なるほど、そのとおりだと思いました。
が、その運用、実際に人と接していて、ズバズバと指摘ができるかと言うと、周りを見渡してみても、それができている人は少数でした。多くの人は、やはり、なにかしらの遠慮が働いているようです。

 このズバズバ言える人と遠慮する人の違いが、最近ようやく実感として理解し、自分もズバズバ側に少し移行してきています。

 最近読んでいるスリランカ初期仏教長老アルボムッレ・スマナサーラさんの著書「Power up Your Life」(サンガ 850円+税)にこんな一節があります。

 「人に対して指摘をするというのはとても危険なことです。まず、本人はそれを嫌だと思っていないし、変えるつもりもないのに、それをいきなり指摘するするというのは、本人の人格を傷つけることにもなります。」

 どうです?うんうんと、うなづく方も多いのではないでしょうか。
スマナサーラさんの話は、こう続きます。

 「相手に対して本当に『心配の念』を抱くことです。心から本気で心配するのです。」、「相手のことを本当に心配していれば、指摘したときに相手が爆発するかもしれませんが、こちらは『まぁそう怒らないで』とニコニコしていられます。そんな反応されたら、相手は必ず落ち着きます。」

 怒るときには立ってられないくらい怒るとわれる稲盛塾長の上述のお話は従業員に対する話で、スマナサーラさんの話は一般的な対人関係の話ですので、多少厳しさが違いますが、根底に共通するのは、相手に対する愛情でしょう。

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 ここ数ヶ月スマナサーラさんの著作を読み続けています。そうすると、稲盛塾長がよくおっしゃる言葉の意味が、改めて深く理解できる、そんなケースがよくあるようになってきました。もう少し、スマナサーラさんの著作を読み込み、理解が深まったら、稲盛塾長の言葉を、仏教の教えで解説してみる、そんなことを試みたいです。

 話は飛びますが、ダライ・ラマ14世の映像や画像を見るたび、稲盛塾長とオーバーラップするのは私だけでしょうか…

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経営の原点12か条 6.値決めは経営

2009年7月4日 土曜日

 京セラ名誉会長、稲盛盛和塾塾長の説く「経営の原点12か条」より、6条めの紹介です。

 6条めは、
値決めは経営
という、シンプルなものです。

 低価格でも大量に販売することを考えるのか、少量でも高価格で販売するのか、お客様が喜んで払ってくれる最大の価格をどう見出すのか、これこそが経営そのものである、と稲盛塾長はおっしゃってます。

 一方、稲盛塾長は、次のような近江商人の言葉も良く引用されます。
それは、「売りは番頭、仕入れは主人」というもので、売値は世間一般の相場があるので自分勝手には決められない、「利は仕入れにあり」、そこは主人がやらなければならないというものです。

 同じようなものを、いろいろな会社から販売されている場合は、だいたい相場の値段でなければ売れないということですが、同じような品物でもいろいろな値段がつけられているのが現状です。

 まったく同じものや同じサービスで価格の差があるのであれば、価格の安いものを求めるのが普通でしょう。
しかし、欲しいときにすぐ手に入るか否かで多少の価格差が問題にならない場合もあります。
最近は少なくなりましたが、観光地やホテル内での自販機での飲み物の価格などがそうでした。

 価格の高低、プラス、その物を購入して利用するまでの状況、それらを勘案して、満足のいく価格なのかどうなのかということが、ポイントなのでしょう。

 この話は奥の深い話で、話し始めるといろいろな話の展開になってしまいますが、以前から気になっていることを一点だけ。

 例えば、給与計算や財務会計などのパッケージソフトウェア。これは価格が決まっています。そして、従業員10名の会社が使っても500名の会社が使っても、同じ給与計算のパッケージなら当然価格も同じです。売り上げが数百万の会社でも数十億の会社でも、同じ財務会計のパッケージなら価格が同じです。

 このテーマについては、以前、盛和塾札幌の分科会でも議論しましたので、また後日、ゆっくりお話したいと思います。

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